本作は詩集なのですが、作者さまの見ている世界や諦念、感じたことが軽快なリズムで表現されています。生きていると、飲み下せない理不尽や不条理は沢山ありますね。けれど、それを詩集として描かれていることに作者さまのメッセージ性や生きていくことの本質を感じます。表現力も見事ですが、言葉の韻やリズムで表現されていることが素晴らしいです。一歩一歩、地面を踏み締めて生きてゆく。声に出して読みたい詩集です。オススメです!
自分の語彙力のなさが悔やまれます( ´;゚;∀;゚;)
言葉のリズムが音となり、非常に歯切れよく描かれた物語が並べられている作品です。日常的なピースのなかで、なにかが抜け落ちていることをふと想起させられました。
自分のようなひねくれものでも、胸のどこかに響いてくる詩(うた)。荒涼閑散とした広場で不意の幻を見るような。眼を細め、そして、眼を閉じる。