10億の借金を返済するために給料の高いハンターに

@mizuto428

第1話

「これより第28回、プロハンター入団試験を開始する!!一同、気をつけ、礼!!」

渋谷の端っこにあるホールには、試験管らしき人物の太い声が響き渡っていた。

「ではこれより始める試験の内容を説明する!!まずここでは、、、」

この人の声だと聴き取りにくいので代わりに説明すると、この試験は1次試験、2次試験、3次試験と別れていて試験管によって試験内容は異なる、今回の試験管、御影信幸(みかげ のぶゆき)の試験内容は当日まで明かされないらしいので対策の仕様がない

「、、、ではこれより1次試験の会場へ移動する!!覚悟のあるものだけバスに乗り会場へ移動せよ」

正直俺は覚悟とかどうでも良かった、だってとりあえず10億の借金返したいんだもん

そんな軽い気持ちで望んだことを後悔するのを俺、源経(みなと けい)は知らなかった

「ふぅ、やっと着いたぁ」

渋谷の端から京都までバスで行ったので5時間ぐらいバスの中だった

試験会場は大きな広間だった、そして前のステージには御影さんが到着して準備をしていたそしてその奥には、、、

「ではこれより1次試験を始める!!試験の内容は私の後ろにゲートがある、全員その中に入ってもらい体力テストをしてもらおう」

「えぇ、、、」

いや、運動は得意なんだがこれはちょっとなぁ

周りもざわつき始めた、ゲートの奥に拡がっていたのは拷問器具のような測定器だったのだ。

「まずはこの泥沼百メートルを10秒で走ってもらう」

ま、いっか

俺は1次試験を難なく突破出来たが驚いたことに1000人近く居た人がたったの20人に減っていたのだ

「ではこれより1次試験を終了する気をつけ、礼!!」

そうして20人が礼をすると運営側に手配されたホテルに移動し明日の朝2次試験会場へと移動することになった

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