話題の垢BANについて(前編)
先日、とあるユーザーさんが垢BANになって、そのことで近況ノートが何かと荒れておりました。
ちょっと前にも垢BANについて書いたんですが(仏の顔は二度までをご参照ください)、アカウント消されるのは書き手にとって一番怖いことじゃないですか。
なので、重複になってしまうかもしれないですが、注意喚起を。
えーと、かなりいろんなかたが騒いでおられましたが、その人が垢BANされたことについて、よかったとか悪かったとか、あれこれ言う気はありません。
あくまで趣旨は、アカウントを停止されないように活動するにあたっての注意、です。
どなたか運営とユーザーは本来対等な立場って書かれてましたが、違いますよ。
ユーザーは圧倒的に運営さんより立場が下なんです。「ここ、建てかえるんで出てってください」と、大家さんに言われれば、店子は出ていくしかない。そんなもんです。
だからこそ、ユーザーは規約を守って正しく使うことで、自分と自分の作品を守らないといけません。
単刀直入に言いますが、なぜ、その人が垢BANされたのか。
おそらく、いったん強制非公開にされた作品を、何度も同じタイトル(微妙に違ってたかもだけど、僕は外野で、なかを読んでもないので、詳細には覚えてません。パッと見、同じタイトルのようでした)であげなおしたからです。垢BANされた直後にも、またそのタイトルで作品をあげられてたので、それが永久追放の決定的な理由だったかなと。
というのも、以前に仏の顔のときに書いた人の例を思いだしてください。この人も一度、修正依頼が来たけどまにあわず、運営から強制的に作品を非公開にされました。その後、同じタイトルで中身を修正して作品をあげたものの、しばらくして、その作品は通告なしで公開停止処分になりました。そのとき同時に、次に同じことやったらアカウントも停止しますよと宣告されたとのこと。
ちなみにこの人は過剰な性描写でひっかかってます。
この状況、さっきの人とめちゃくちゃ似てませんか?
そう。つまり、ここなんですよね。規約にひっかかる原因じたいじゃないんです。何度も同じことをくりかえす、そこがよくない。
二人とも修正依頼が来た段階では修正せず、したがって「これならいいですか?」「はい。いいです」という運営からのお墨付きをもらってないんです。もらってないものを自分の裁量で修正して、「これでいいだろ」と、あとから似たものを新作として出している。
運営さんにしてみれば、その内容が承認できるものではなかったってことじゃないですかね?
ちゃんと最初に修正依頼が来たときに手直しして、一度は「これでいいですか?」とおうかがいを立ててみること。これが大事です。
もし、「いやまだダメです」と言われれば、それはそれで自作に自分が思ってる以上の問題があることがわかるわけですし、今後の創作での参考になるはず。オッケーもらえるラインを知らずに書き続けるのはリスクがあります。
これまで新着近況ノートを読み続けてきて、修正依頼受けましたって人は大勢おられました。その人たちの修正に関するやりとりを見ると、運営さんも鬼ではないんですよ。
たしかに最初に「何日までに修正してください」と言われる期日は短いです。たいてい三日ていど。
だけど一人だけ、「三日以内にはムリです。なおしますので、期限を伸ばしてもらえませんか?」と問い合わせて、二日ほど伸ばしてもらった、と書かれていたことがありました。
また、「期限内に修正できないので、とりあえず非公開にします。できるときに修正してから、確認してもらってもいいでしょうか?」と言って、まあそれならってことで承諾してもらったと書かれてた人もいました。
(この方法はのちにやってもらえなくなったみたいです。これも近況で書かれてましたが、上記の方法で対処してもらえるか問い合わせたら「運営が(新作)作品を個別に審査することはないです」と返事が来たんだそうで。ユーザーの数が増えたので、厳しくなったんでしょうね)
つまり、きちんとなおす意思を見せること。反省してる人には運営さんは意外と優しい。
たいていの人は規約を読まずにR18を載っけて、いざ依頼が来たときにあわてふためく。なので、「わたし知らなかったんです。すいません。二度と同じことはしません」と約束すれば、アカまで消されることはないです。
本来、カクヨムは永久追放ではありません。新しいアカウントを作って、その後はひっそりと続けてる人もおられます。(さすがにそういう人のアカ名をイチイチ覚えてるわけではないので、きっと今もいるんじゃないかって推測ですが。復活後すぐに消されたふうではなかったです。一人は確実に数日以上おられたことを記憶してます)
なろうは永久追放らしいですね。一度でもアカウント停止をくらうと、何度、新規登録しても消される。これもじっさいにそうなった人がカクヨムの近況ノートに書かれてました。しかたないからカクヨムで活動する、と。
ちなみにこの人は書く用の本アカとは別に読む用のサブアカを作り、うっかり自作にフォローを入れたら、両アカウントを消されたってことでした。
サブアカはカクヨムでも禁止されてます。ご注意を。つまりランキングで不正ができないようにってことですよね。
ご本人はそのつもりはなかったみたいですが、規約をしっかり読んでなかったんでしょうね。
今回の騒動の人は、カクヨムで永久追放になったそうですが、たぶんそれは復帰した直後に、また同じタイトルの作品を載せたからです。
何回注意しても規約違反をくりかえす人とみなされたわけです。作品の内容うんぬんではないんじゃないかと。
また、近況では通告なしで、とつぜんアカウント消されたって書かれてましたが、じっさいには運営からの通知が迷惑メールのフォルダに入ってたんだそうです。運営が通告なしにアカウント消すことは、まずないんじゃないでしょうか。少なくとも初回は。
えっ? なぜ、そんなことまで、なんの交流もない僕が知ってるかって?
だって、近況ノートにわざわざ、それについて報告してる人がいたからです。おそらく、渦中の人のアンチさんでしょうね。世の中にはいろんな人がいます。まあ、それだけ人の恨みを買ってたってことでしょう。
近況ノートを読むだけで、ここまで詳しく内情が知れる。近況ノートってスゴイなぁ。
あまりにも長くなってきたので、後半に続く——
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