第4話One man hero

真波(これが今回のアナザーね、、、。デカすぎるわ…)

そのアナザーは手が6本あり、体調は15m程。

明らかに今まで見ていたどのアナザーよりも大きく、異質なオーラーを放っていた。

真波「さぁ。化け物私が相手よ」

アナザー「マ、、、タ、、、アラワレタ、、、メザワリダ、、、キ、、、エロ、、。」

そうゆうと化け物は真波に攻撃を仕掛けた。

右側三本の腕が連続で真波に襲いかかる。

真波「くっそ。なんて速さなの。避けるので精一杯だわ」

真波「うわぁ」

アナザーの攻撃を避けた後、アナザーのパンチが繰り出す衝撃波に真波は飛ばされてしまう。

真波「うっ、、、」


真波「グハッッ」

真波は地面に叩きつけられた、

そして直ぐにアナザーからの攻撃が来る

真波(ダメだわ。体制を立て直してる間に直撃する、、)


そして、アナザーのパンチが真波に直撃する

真波「ぎゃぁぁぁああ」

攻撃をダイレクトにうけた真波はあまりの痛さに悲鳴をあげる。

真波「うぅ、、」

真波(くそっ、体が動かない、、)


ありとあらゆる器官が破壊され体はもう機能しなくなっていた。


真波(だめ、、まだ、非戦闘員が来ていない、ここで私が止めなきゃ、アンブレ隊員は死んでしまう、私は戦わなきゃならないの、お願いだから動いて)


アナザー「シネ、、」

そんな祈りも虚しくアナザーが拳を振りかざし攻撃を続ける


真波(やばい、次くらったら、、死んじゃう、、逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ)


もう。アナザーの拳はそこまで来ていた、


真波(頼む。動いて、動け動け、どうして動かないの、、やばい、、このままじゃ、死、、)


真波は目をつぶった


死を覚悟したその時、体がふっと浮き上がった。


真波(何が起きてるの、、。体が浮いてる、、?)


恐る恐る目を開けると、雅弘がこちらの顔を伺っていた。


雅弘「、、、じょうぶか、、大丈夫か、、、」


真波「なんであなたがここに、、、」


雅弘「お前がな、1人で無茶してるのを施設で見てていてもたってもいられんくなったんや」


雅弘「何でもかんでも無茶すりゃええってもんとちゃう、他人の命も大事やけどな、その前に自分の命をもっと大切にせぇ。」


真波「分かってるわよ。でも、そーゆーあんただって無茶してるじゃないの、あんたは確かに人間を超えた力を持ってるわ。でもいくらあんたでもあのアナザーは倒せない」


雅弘「あぁ、それくらいわかっとーわ」


雅弘「いいか、俺は戦いにきたんやない、お前を助けに来たんや、とりあえず逃げるで」


そうゆうと雅弘は真波を抱き抱えて全力で走った


だがアナザーの速さには叶わなかった。


アナザー「ナカマ、キタ、トコロデ、ムダ」


アナザーの3本の拳が雅弘に襲いかかる


雅弘「くっそ、しゃーない、一か八かやるしかないか」


雅弘は真波を自分の後ろにそっと置き

死ぬ覚悟でアナザーに拳を振りかざす


真波「無理よ、辞めて、、これ以上仲間が死ぬ所見たくないのよ、」


真波は泣きながら叫ぶ


しかし声は届かず雅弘とアナザーの拳が触れ合った。

ドドドド


すごい衝撃音と共に、一瞬にしてあたりは静かになった。


真波は目を少しづつ開けた


真波「、、、。嘘っ」


そこに立っていたのは雅弘だった。

アナザーは見るに堪えない姿で倒れていた。


真波「有り得ない、、。」


その状況に雅弘自身も驚きを隠せずにいた


雅弘「俺が、やったんか、、、。」


???「おいおい、俺が到着する前に決着ついてんじゃねーか」


雅弘「誰やお前」


そこに立っていたのは隊員No.008勝呂 葵だった。


葵「緑がやられたつーから来てやったのに、こんな名もしれない奴に倒されるたぁ、大した事無かったんだな、緑も力が落ちたか」


真波「葵君!!」


葵「真波かぁ、ひでぇ怪我だな、とりあえず一旦本部に戻って報告するぞ、そこのお前も一緒に来い」


雅弘「なんやねん、お前生意気やな、見た目的にお前中学生やろ」


葵「あぁ、確かに俺は中学生だが、お前より強い安心しろ」


真波「なんで会ったばかりで喧嘩するのよ」


戦いは一段落し、3人は本部に向かった。


-事後処理班の活動にて-

隊員A「緑、、お前のこと忘れ、、、。

ん?」

隊員A「どーゆことだ、こいつ緑じゃない、、、。」


-第5話に続く-




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Real Hero 生橋 修 @osamu_ikuhashi

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