第8話 川魚の塩焼きと白身魚のソテー


 奴隷として買われてから三日目。

 私は森の中で随分とのんびりしていた。

 何をしているのかと聞かれれば、釣りである。

 なんでも昨日手に入れた魔獣肉の下ごしらえをするから、今日はのんびりするとか。

 北山様は山の様な肉の味付けと切り分け、西田様は普段使う薬草と山菜探し。

 そして東様は私の隣で釣り糸を垂らしている。


 「魚釣れるといいねぇ」


 「えっと……はい」


 結局、私は魔獣の肉を食べてしまった。

 食べてしまったのだ。

 奴隷の地下独房に捕らわれていた頃を思い出し、目の前に美味しそうなモノが有れば思わず手を伸ばしてしまった。

 何と軽率な、何と愚かな。

 そんな風に思うものの、猪の肉はとてつもなく美味しかった。

 実験材料にされているんだ……なんて思っていたが、ご主人様達も普通に食べる食べる。

 私が地下で飼われている間に常識が変わったのか? なんて思ってしまう程に、豪快に食していた。

 表面に摺り下ろしたニンニクとショーユを塗り、直火で炙る。

 香りが増していた事から、ミリンやサケも使ったのだろう。

 匂いからして暴力的だった。

 そして何よりも味。

 今まで肉を食べる機会なんて殆どなかったが、アレは別格だった。

 噛みついた瞬間に溢れ出す肉汁。

 まるで飲んでいるのではないかと思う程、旨味を含んだ肉油が口の中に広がり、肉そのものは非常にプリプリとして美味。

 筋張っている訳でも無く、熱を通した猪の肉は噛めば噛むほど深い味わいを感じ取ることが出来た。

 しかも柔らかいのだ。

 魔獣の肉が特殊なのか、それとも調理の腕が良いのか。

 噛み切れないなんて事は絶対にない。

 いくらでも食べられてしまうのではないかと思う程、次から次へと口に放り込んだ。


 本来の奴隷なら、こんな事許されないだろう。

 ハッと気づいて、恐る恐るご主人様達に視線を向けてみれば。


 「スープも旨いぞ、飲んでみろ」


 皆満面の笑みで、西田様が作ったスープを差し出してくれた。

 ニコニコ笑顔の山賊達に見守られる中、金色のスープを啜れば……今までの常識がひっくり返った。

 コレがスープというモノだったのかと、思わず一息に飲み干してしまった。

 兎肉の油が乗り、山人参の甘味がスープに染み渡り、そしてコンソメを使った絶妙な味付け。

 中に入っていたキノコは見たことが無かったが、噛んでみれば何かのお肉かと言う程の噛み応えと味わい。


 幸せだった。

 こんなにも美味しいのに、お腹いっぱいになるまで食べられるなんて思ってもみなかった。

 奴隷は基本的に主人の余り物を頂く。

 食事が無い事があるなんて当たり前。

 奴隷商に居る間も、肉どころかスープでさえクズ野菜と少量の塩しか入っていなかった。

 だというのに、なんだコレは。


 いくら食べても怒られない、むしろ「いっぱい食べろ」「好き嫌いが無くて偉いね?」なんて褒められる。

 食べているのは呪われた魔獣の肉だが、こんなに美味しいのであれば呪われたって構わないとさえ思えた。

 それくらいに、美味しいのだ。

 そして、ご主人様達は皆優しい。

 怒る事も、叩く事もしない。

 何よりお腹いっぱい美味しいモノを食べさせてくれる。

 こんなに幸せで良いのだろうか?

 そんな事ばかり考えながら、昨日は眠りについた。

 主人達より高価な、とても柔らかい毛布に包まれながら。


 なんというか、今でも信じられない。

 こんな事ってあるのだろうか?

 しかも今日だって、「昨日よりも旨いモン食わせてやる」とかなんとか、皆して意気込んでいるのだ。

 昨日よりも美味しいモノ……一体何を食べさせてくれるのだろう。


 「南ちゃん、眠くなっちゃった? 涎垂れてるよ」


 「ッハ!? すみません東様、大丈夫です」


 完全に昨日の記憶にトリップしていた。

 今私が与えられている仕事は魚を釣る事。

 ご主人様達のお役に立てる様、そして食料を増やす為にも、今は仕事に集中しなくては。


 「お、かかったかな?」


 何でもない顔をしながら、東様が釣り竿を引き上げる。

 糸の先についていたのは、50cmはありそうな大きなモノ。

 ピラークと呼ばれる人食い魚。

 川の中に入った人間や動物を、集団で襲うとされている魔獣。

 本来なら魔魚とでもいった方が良いのかもしれないが、その辺りは一括りに魔獣と呼ばれている。

 でも、この人達の前では食材に他ならないのだ。

 そして既に、東様は三匹目である。

 対する私は、一匹も釣れていない。


 「わ、私も頑張ります!」


 「うん、頑張ろう。 でもこういうのは運も絡むから、あんまり気負い過ぎないでね?」


 そうは言われても、私自身何も出来ないのは辛い。

 せめて一匹でも吊り上げて、役に立つのだとアピールしたい所なのだが……。

 なんて思った矢先、釣り竿にピクリと振動が伝わって来た。


 「あっ! コレ来たかもしれません!」


 「お、頑張れー。 でもあんまり前のめりになると……」


 次の瞬間、グンッ! と凄い勢いで川の方へと引っ張られた。

 ……え? なにこれ。

 疑問を浮かべながらも宙を浮く体。

 岩の上に腰かけていたのに、今では真っ逆さまに川へと向かって転落していく。

 そして川の中に居るのは、先程から吊り上げている人食い魚。

 もしもその中に私みたいな獲物が放り込まれれば……どうなるかは想像に難くない。


 「い、いや……っ」


 どんどんと水面が迫ってくる間に、短い悲鳴を洩らした。

その時。


 「メーデーメーデーメーデー! 川の中まで救援求む!」


 東様の大声と共に、私は彼の腕の中に納まった。

 次の瞬間、ザバァァン! という盛大な音と共に、全身が水に浸かった。

 眼を開いてみればそこら中を泳いでいるピラーク、その全てが私達の方へと視線を向けている。

 不味い、明らかに数が多い。

このままではモノの数秒で骨しか残らない程啄まれてしまう事だろう。

せめて私を囮に、東様だけでも……。

なんて事を考えた次の瞬間、視線の先に小さな袋が水中に投げ込まれてきた。

袋の口からは、水に溶けるようにして広がる赤い粉。

アレは一体……?


 ザブンッ! ザブンッ! と何かが水中に二つほど侵入してくる音。

 一瞬しか見えなかったが、間違いなく北山様と西田様。

 不味い不味い不味い。

 ピラークは音と匂いで獲物を捜す、このままでは皆……。


 だがしかしピラークたちは赤い粉に吸い寄せられる様に泳いで行き、私達から離れていく。

 一体何が?

 そう思った途端、ザバァッ! と派手な音を立てながら、私は東様の手によって川岸へと放り投げられた。


 「ご主人様方!?」


 私なんかのせいで、あの人たちがピラークの餌食になるなど起こってはいけない事態。

 コレがいけ好かない主であったのなら、そのまま食われてしまえと望んだかもしれない。

 でも彼らは違うのだ。

 魔獣肉とはいえ私に満足な食事を与えてくれた。

 私には“解体”の仕事を任せてくれて、無茶な事はさせなかった。

 そんなご主人様達が、私なんかのせいで命を落としてしまったら。

 奴隷達からすれば“大当たり”なんて言われそうな主人達が、もしも居なくなってしまったら。

 そう考えるだけで異常に体温が下がっていく。


 「嫌です……お願いです。 囮なら私がやりますから、どうか……どうかっ!」


 泣きそうになりながら川の中へと戻ろうとした瞬間。

 ザパァッ! と派手な音をしながら三体のフルプレートが水から上がって来た。

 ……へ?


 「よくやった南。 まさか飛び込んだ方が早いとは思わなかった」


 「斬新だけど、悪くないなこりゃ。 赤ハーブが有ればどうにでもなりそうだ」


 「まぁ事故だけどねぇ、南ちゃん怪我してない?」


 鎧の至る所から水が溢れ出し、兜とかピューッってくらいに水が噴射しておられる。

 だというのに、彼等の両手には大きなピラークが一匹ずつ捕まっていた。

 先程東様が吊り上げた3匹と合わせれば計9匹。

 4人で食べるには十分な食料だろう。

 そのままザブザブと音を立てながら陸に上がって来る鎧達。

 もうこの時点でおかしい。

 普通はフルプレートのまま川に飛び込んだりしない。


 「っま、なにはともあれ怪我人が出なくてよかったわ。 んじゃ俺は引き続き飯の用意。 西田は山菜探しが終わってんならハーブ調合な。 東は南と一緒に魚捌いてくれ」


 そう言いながら私を助け起こしてくれる北山様。

 しかし。


 「あ、あのご主人様。 背中にピラークがくっ付いてます」


 「お? マジか、取ってもらっていいか?」


 そのまま北山様が後ろを向くと、腰辺りの鎧に齧りついている30cm台のピラークが一匹。

 そのピラークの口からは釣り糸が伸びており、引っ張ってみれば私の釣り竿が川から現れた。

 これって、もしかして。


 「やったじゃん南ちゃん。 初の食材確保だよ」


 東様に肩を叩かれ、ハッと意識を取り戻す。

 このピラーク、私が釣ろうとしていた奴だ。

 というか、私を川に引きづり込んだヤツだ。


 「おぉー、南ちゃんの初狩りか。 ホレ、とどめを刺してやんな」


 そう言って、西田様がナイフを差し出してくる。

 思わず受け取ってしまうが、私は生き物を殺したという経験が無い。

 解体を習った時でさえ、基本的には死んだ後の物ばかり相手にしていた。

 なので……未だ河辺でビチビチと跳ねる魚に対して、私はナイフを構えたまま動けなくなってしまっていた。


 「無理はしなくてもいい。 でも、食べるってのはそういう事なんだぜ?」


 ガシガシと濡れた頭を乱暴に撫でる北山様は、どこか寂しそうな声を上げながら、私のナイフを取り上げようと手を伸ばしてくる。

 だけど……。


 「わ、私がやります! これは私の獲物ですから!」


 そう言って、ナイフを握りしめた。

 目の前に居る魚、ピラーク。

 これは人肉でさえ食し、一般的には恐れられている魔獣の類。

 ならば、大儀は私にある。

 殺せる、私にだってちゃんと殺せるんだ。


 「フッ! フッ!」


 いつの間にか呼吸は荒くなり、ナイフを持った手はガタガタと震えていた。

 でも殺さなきゃ、私でも役に立てるんだって、ご主人様に知ってもらわなきゃ。

 そんな想いで、ナイフを高く振り上げた。

 しかし。


 「いいか、南。 生き物を殺すってのは、何も悪い事ばかりじゃない。 食べる為に殺す、そりゃ当たり前の事だ。 そんでな、魚ってのは」


 北山様が私の手を取り、ピラークの鰓の部分にナイフを向けさせる。

 そして。


 「いいか? ダメなら言え。 いますぐに」


 「だ、大丈夫です。 出来ます……」


 そう答えた瞬間、スッとナイフがピラークのえらの中に入り込んだ。

 何かを切り裂いた感触はあるモノの、想像していた様な“殺した”感覚はまるで伝わってこない。

 だというのにピラークはピクピクと痙攣し、すぐに動かなくなった。

 え? あれ? 今、私が殺した?

 そんな疑問を抱いている内に、北山様から頭を撫でられる。


 「慣れろとは言わねぇけどさ。 俺らが食べて生きる為には、殺すしかねえんだわ。 だからよ、ゴメンって謝ったって良い。 ざまぁねぇなって罵ったって良い。 でも、食べる以外の目的ではなるべく殺すな。 いいな?」


 「……はぃ、はいっ! 分かりました」


 コレが奴隷として生きて来た私に対して、主からの最初の教えであった。


 ――――


 はい、という訳で今日は魚パーティ!

 イェェェイ!

 初討伐だったのか、南がちょっとナイーブになってしまっているが、ソレを振り払うくらい旨いものを作って行こうじゃないか!

 今日のメニューは魚尽くし。

 殺して食って、己の糧になると教えてやらにゃ。

 そんな訳で、今日はシンプルに魚の塩焼き&ソテー。

 捌いてみて分かったが、このピラークとかいう人食い魚。

 随分と綺麗な白身だ。

 しかも肉厚、プリップリだ。

 多分川魚で良いと思うんだが、その辺は良く分からん。

 川に居たから川魚、決定。

 という訳で、塩焼きの方はコレでもかと言う程塩をまぶしてすり込んでいく。

 尻尾なんて塩で固める勢いでグリグリと塩を押し付け、いつもの如く槍に突き刺す。

 串にさしてのんびり焼きたかったのだが、残念なことにこいつ等皆デカいのだ。

 はらわたを取り除き、中身をちょちょいと洗って塩振ってブッ刺して焼く。

 以上、非常に簡単。


 今日はお肉の代わりに魚を回す日になったという訳だ。

 こっちは西田と東に頼んだ。

 なんでもリアルモン〇ンやってる気分になって楽しいらしい。

 実際焼いてみると非常に手間と時間が掛かるので、結構飽きそうな作業なのだが。

 そして次、白身魚のソテー。

 ソテーなんて格好つけて言って見たモノの、要はバターと醤油などなどを使って焼いた魚だ。

 ソテーの定義をそもそも知らん。

 詰まる話、味付けてフライパンで焼けばソテーなのである。

 知らんけど料理するヤツがソテーって言ったらソテーなのである。


 そんな訳で用意するのは醤油、酒、そして何と言ってもバター。

 更には付け合わせとして、西田が採取して来た野菜各種を切り分けて一緒に焼く。

 なんとこの世界、野菜がその辺に生えているのだ。

 なんだこの蔦? って引っこ抜いてみれば、下からジャガイモが出て来た時はマジで驚いた。

 何でも野菜を育てる魔獣が居るとか何とか、是非とも会ってみたいものだ。

 ということで西田と東が塩焼きをクルクルしている間、俺はソテーに取り掛かる。


 「あ、あのご主人様。 私にも何か……」


 手持無沙汰になってしまったのか、南がこちらに来たので手伝ってもらおう。

 まずは南が綺麗に三枚におろしてくれた魚の表面に、塩と胡椒を振りかける。

 この後味をつけるので適当な所でストップをかけ、熱したフライパンにバターを放り込む。

 コレは好みと言うか、必要なのかすら分からないが、薄く輪切りにしたニンニクも放り込み香りを出す。

 その後塩胡椒で味を付けた魚を皮の方からフライパンに並べ、焦げ色が付くまで焼いていく。

 大体火が通ってきたら、反対側も同じように火を通す。

 途中南が「あっ!」と声を上げたので見てみれば、どうやら身を崩してしまったらしい。

 わかる、魚って弄り過ぎるとすぐ崩れるんだよな。

 まあそんな事もあるさと励ましつつ、焼き色が入ってから酒と醤油を追加。

 ジュー! と、なんとも食欲を誘う音と匂いを放ちながらも、フライパンに蓋をする。

 その後数分が経ち、塩焼き班から「多分焼けた!」と言う声が上がると同時に蓋を開けてみる。


 「うんむ、良いだろう。 こっちも完成だ」


 そう言ってから、食卓には多くの魚が並んだ。

 品数は少ないが、とにかく量が多い。

 そんな中、南が不安そうな声で手を上げて来た。


 「あ、あの……私が食べても良いのでしょうか? 私は本日ご主人様の脚を引っ張った愚か者です。 私が食べる権利など……その」


 何やらおかしな事を言い始める南。

 昼間の事をまだ引きずっているのだろうか?

 正直あんなの失敗の内に入らん。

 最初の俺らを見せてやりたいね。

 変なモノ食って腹壊したり、マンガ肉を焼いている途中で火の中に落したりと散々だったのだから。


 「であれば、南に主人として命令する」


 「「よっ、リーダー!」」


 なんか囃し立ててくる馬鹿二人は放置して、俺は南と向きあった。

 そして。


 「好き嫌いせず食べなさい。 お腹いっぱいになるまで、遠慮せずに食べる事! というわけで、いただきます!」


 「「いただきますっ!」」


 「あ、え? えと、いただきます……」


 何だかんだ有りつつも、皆一斉に箸を動かした。

 遠慮気味だった南に対し、皆してどんどんと取り分けてやれば、南の皿はすぐさま山盛りになっていく。

 その後は男達の争奪戦。

 焼き魚はホクホクと口の中で白身が躍るような旨味を感じ、ソテーはコレでもかと言う程調味料の凄さを感じた。

 食うしかない、コレを食わなければ絶対に後悔する。

 そんな勢いで魚を奪い合い、“向こう側”だったら残りそうな野菜各種も争奪戦の対象となる。

 旨い、全部旨いのだ。

 その辺に生えているくせに、人参は甘味が強く、何より火が通りやすくてすぐ柔らかくなってくれる。

 更にジャガイモはホクホクと柔らかく口の中で蕩け、尚且つソテーと一緒に焼いた事で味が十分に染みていた。


 自分達の努力の結果だからなのか、やはり魔獣は普通の動物に比べて旨いのか。

 とにかく箸が止まらない。

 というか野菜ですら旨いのだ、こっちの世界は食い物がヤバイ。


 「うぉぉい! ソレ俺が狙ってた魚!」


 「早い者勝ちだろ? こっちは俺が頂いた」


 「それじゃ野菜貰うね。 いやぁ……旨い。 なんでこんな味が濃いんだろう」


 いつも通りの会話を交わしながら、落ち着いたところで南の方へ視線を向ける。

 食欲に任せて争奪戦をしてしまったが……足りただろうか?

 なんて、心配しながら眼を向けていれば。


 「ホント、美味しいです。 ありがとうございます」


 彼女は涙を目尻に溜めながら、まだまだ山盛りの皿を抱えてモリモリと食べていた。

 うんむ、実によろしい。

 子供は食べる事が第一だ。

 そんな事を考えたのは俺だけじゃなかったらしく、皆してのほほんとした笑みを浮かべて南を見ていた。

 こうして、南を含めた二日目の野営生活が終わっていく。

 最初は不安だったが、彼女も随分と馴染んでくれたらしい。

 この調子なら、多分一週間くらい余裕だろう。

 とにかく、彼女の体力とお肉を取り戻すのが最優先。

 明日からも栄養のあるお肉と野菜を仕入れようではないか。

 誰しもそんな決意を胸に抱き、俺達はその後も魚を奪い合ったのであった。

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