私の場合はバイクではなく車ですが、山道が好きで良く裏道などを通ります。この方の気持ち、感覚がリアルに伝わってきますね。山道を走っていると同様のケースや場所はけっこうありますね。私は直感で感じる時があるので、そうした車や場所はあえて無視して通り過ぎます。また、道には「これ以上行ってはいけない」と感じることもあるのでそういう時は迷わず引き返します。それにしてもこのI さんの不思議な体験はリアルに伝わってきましたね。 山道はくれぐれも気を付けましょう。😊
作者からの返信
返信遅れて申し訳ありません。通知に気付きませんでした(汗)
自分も抜け道に山道を通ったりしますが、やはり何となく嫌な場所ってありますね。そういう所は多少遠回りになっても、夜は避けて通ります。
人が多く死ぬような場所は、そういうものを引き寄せる「場の力」みたいなものがあるのかも知れませんね。
編集済
「白い車」は、やはり自殺したのかなと最初に思いましたが、後々想像が膨らんでいきました。
Iさんが、アルバムを手にしていた時の背後の音と気配、これは「何か」なのではないか。すぐに戻ったので助かったものの、もしかしたら不幸なことになっていたかもしれない。実際彼が見て触れた白い車とアルバムは、死を招く幻想で、後にその場で亡くなった友人夫婦も、白い車を見て避けようとハンドルを誤ったのではないか。その後の白い軽自動車の件も謎のままなので、考えるほどぞくっとしてきます。読み手の想像しだいで、さまざまな落ち具合にある話だと思いました。
夜中にこんな想像をしながら打ちこんでいますが、突然、「ピー、ピー」と鳴り出した音に、おののいてしまいました。単にストープの時間延長の合図でした。こんな機器にさえも不気味な感情をいだくこと、ある意味、怪談かな、なんて思うクリスマスです。
貴重なお話、ありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
自分も最初に気になったのは白い軽自動車の持ち主の行方ですね。
単に車を廃棄したのか、それとも近くで亡くなっているのか。
アルバムもなぜそこへ残したのか考えると、まるで遺書代わりのような気もします。
白い軽自動車とアルバムが死を招く幻想というのは斬新な視点ですね。そう考えるとさらに怪談めいて来ます。
不意打ちで機械音が鳴ったりするとビックリしますよね笑
拙作がクリスマスのささやかな楽しみになって頂けたなら幸いです。
事故ではなく自殺の名所ですから、皆何かに呼ばれて自分の意志で死んでしまうのでしょうね。
あの軽自動車の持ち主も呼ばれたのだとしたら、アルバムは死ぬ間際に自分の人生を振り返りたかったのかもしれません。
そしてアルバムを普段から持ち歩く人は少ないでしょうから、呼ばれたのは山で、ではなく自宅からということになります。あの場所に関わってしまったことが危険なのだとしたら、山に行かなくてもIさんもいつかは…
臨場感のある表現でいろいろな想像がかきたてられました。ありがとうございました。
作者からの返信
自殺する人はその場所に留まる良くないモノと波長が合ってしまう、という話はよく聞きますね。
死に場所を探していてたまたまそこに遭遇してしまうのか、それとも最初から何か呼ばれるものがあったのか……?
こちらこそお読み頂いただけでなく、丁寧な考察と感想までくださって、本当にありがとうございます!