女子大生紗里菜の俳句、秋の句

紗里菜

秋の句

我が県の名産物の落花生


虫かごを揺らす弟うれしそう


朝顔の汁を使って遊んだね


お洒落を競い逢っている秋の木々


あの人に逢うために行く体育祭


月の光ススキ畑を照らし出す


鈴虫の鳴き声だけが聞こえてる


友達の愚痴につきあう秋の夜長


銀杏の香りをかいで腹が減り


サンマ焼く香りをかいで腹が鳴り


田舎から送られて来た桃の実


待てなくって寝てしまった更待月


ビルの間見え隠れする有明月


墓参りご先祖様に感謝して


織女(姫)も恨みたくなる曇り空


有名な色無き風の歌思い出す


洋服の裾をつまんで林檎ふき


秋の季語紫式部不思議だな


竜田姫今年もどうもありがとう

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