26日目 お題:ドラ〇もん

ドラ〇もんみたいに、主人公がアイテムをゲットして調子に乗ってやらかす短編を書きましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055517843377


主人公がどんなアイテムをゲットするか。

それによって何ができて、どんな失敗をするのか。

最後のオチは。


アイテム……魔法のぬいぐるみ、抱くとめちゃめちゃ眠れる。

最後のオチ……思いつかなかったので時間ループで。

主人公……寝不足。ループの伏線として、物理学者で最近宇宙がループしている仮説を立てて話題になった。


宇宙ループ仮説を証明した主人公の学者。ループ問題に対処するため最近全然眠れなくなっていた。そこに老人がやってきて魔法のぬいぐるみをもって眠るように言われる。主人公、人目につかないようにこっそりぬいぐるみで眠る。ぬいぐるみの効果は抜群、主人公はぐっすり眠れてしまう。睡眠不足を解消しつつ仕事もバリバリやっていた主人公だったが、ある日寝すぎてしまい、普通に研究室に行ったら二日間連絡なしでみんな心配してましたよって言われる。ぬいぐるみの魔力なのか、と心配する主人公だったが、ぬいぐるみを手放せない。ふたたびぬいぐるみと眠りに落ちたところ、二週間たって目覚めてしまう。研究室からクビにするとの手紙が届いていた。絶望する主人公だったが、ぬいぐるみについていろいろと考察。腹は減ってないし家の中もホコリとかかぶってない、もしかしたらぬいぐるみの魔法でいろんなものが保たれているのかもしれない。じゃあ安心して眠れるやん、ってことでさらに眠る。

次に目覚めたとき、家が宇宙に浮かんでいたり、次に目覚めたときは真っ白になっていて携帯も通じず、次に目覚めたときはレトロな光景になっていて、落ちている新聞の年代から自分が過去に戻っていることを知る。同時に、宇宙ループ説を目の当たりにしたことを実感。これ戻れるんじゃねって感じで、ぬいぐるみで何度もループを繰り返して、ちょうどいいタイミングでの起床に成功。主人公は変装、さらにぬいぐるみを手放すために可愛さを紛らわすためにサングラス、頬にあたって誘惑されないよう髭、腕の感触をごまかすために手袋を何重にも重ねて、このループでの主人公にぬいぐるみを渡す。あとは、主人公が眠っている間に何食わぬ顔で研究室に入り、二週間後に大学の手紙を偽装すれば元に戻れそうだ。みたいな感じで。



いろいろ考えた結果、眠りまくってループ、そのループの伏線として宇宙ループ仮説と主人公がその仮説を証明してしまって忙しくなった学者設定を採用。

参考にしている古橋秀之『百万光年のちょっと先』の『韋駄天男と空歩きの靴』と似た構成になった。ループ以外のオチが見つからなかったんです。

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