25日目 お題:反転

いちばん弱いものがいちばん強い、のような反転を使って書きましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055502888600


まんま、いちばん弱いものがいちばん強い、って展開にする。


めっちゃ強い人たちが集まった中に混ざってしまっためっちゃ弱い人。

3人と1人。

それぞれで力試しすることになって、戦いを終わらせたものが最強ってルールに。だが3人とも強すぎて全然戦いが動かない。最終的に、たまたま居合わせた弱い人がもうやめようよーとか言って戦いが終わるって感じに。


3人のそれぞれの強さ。

あらゆる武術とあらゆる装備を網羅した宇宙一の勇者。

あらゆる兵装とあらゆる戦術を網羅した宇宙一のロボット軍師。

あらゆる魔法とあらゆる生態を網羅した宇宙一のドラゴン。

それらがたまたま鉢合わせ。最強を極めた3人は戦いに飢えたため戦って最強を決めることに。

ついでにそこに偶然紛れ込んだ小さい女の子。危ないからどいてるようにと言われるが子供の意地で戦いに参加することに。3人からすれば後でどうとでもなる相手なので無視して戦い開始。戦いを終わらせたものが真の最強だって話に。たまたま居合わせた魔法使いが、魔法でルールを制定しとくねって感じで。

ところがそれぞれ強すぎて決着がつかない。きれいな三すくみ状態に。

そのまま長い時間がたって女の子がすっかり大人になって、彼女はまったく動かない戦闘に飽き飽き。もういい加減やめましょうよ、って言って、ほかの3人も了承、ぼちぼち面倒くさくなってきてた。女の子が言うならちょうどいいやって感じで、戦闘終了。

ところが、戦闘を終わらせたものが勝ちってルールだったので、女性が宇宙最強に。



参考にした古橋秀之『百万光年のちょっと先』の『幸運な四人の男』ではタイトル通り幸運をテーマにしていたが、今回はそれを宇宙最強というものに変えて書いてみた。起承の構成はほとんど一緒だが、転あたりから筆が乗り始めてきて、女の子の成長を見守る勇者と軍師とドラゴンという展開になり、プロット段階とは違うオチになった。勢いで書いた本文のほうが、ストーリーにふくらみがあっていい感じになったんじゃないかと思っている。

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