18日目 お題:大逆転

短編の尺の中で、強大な敵を小さな主人公に倒させましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055412657382


でっかい敵とその倒し方(一見はそうとわからない弱点)を考える。

超巨大なライオンと、小さな猫。(ライオンは猫舌なのでそこを攻めれば勝てる)

 →すっごい童話っぽくなりそう。



チョコでガムが溶ける。


宇宙のとあるお菓子工場。

 生産はすべてAI管理で、無限にお菓子を作っていく。

その工場のガム部門が事故で暴走して、無限にガムを作り始めた。

 恒星:ガムが燃え尽きる前に新しいガムが出てきてしまう。

  工場の開発者が「あれごときでへこたれる機械ではありません」

 ブラックホール:チューイングガムの粘度が強くて絡まる。

  ガムの開発者が「宇宙一膨らませやすいチューイングガムを目指しております」

結局、ガムの暴走は止められなくて、株価は大暴落、クレームもやばい、取引企業との関係も最悪。

主人公は見るのも嫌になっていたガムをいやいや噛んで、何とかアイデアをひねり出そうとするが駄目。部下に糖分足りてないんじゃないですか、とチョコレートを進められて食べたところ、口の中に違和感を覚えてあーっとなる。

(ガムの粘性を生み出す成分が、チョコレートの油分で溶けてボロボロになる)

そこで主人公はチョコレート工場を無限起動させて、ガムと衝突させてガムの進行を食い止めた。


案外、それっぽい起承転結になった気がする。社長の問題解決へのモチベーションも示せたし、再序盤で示した社長のルーティンが伏線になっていた。AI事故の原因に言及する必要もあったかもしれないが、そこまで説明すると蛇足になりそう。そのあたりの情報開示は要検討。もう少しSFっぽいギミックや描写を加えて雰囲気を出してもよかったかもしれない。ホログラム会議で十分かなって気もするけど。

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