14日目 お題:おまけのひとひねり

物語の終わりにもうひとひねり加えて畳みかけましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055360095631


普通にトリックなり落とすなりした後に、もう一つひっくり返して何かしらの読後感を残したい。


個人的にいちばん虚を突かれたおまけのひとひねりがコズミックのアレ。


じゃあ、俺が見てたのは何だったんだ、みたいな。


あるいは野崎まどのアムリタシリーズとか。


何かの陰謀を阻止しようとしたら、実は目の前にいるのがその陰謀をこなした別の何者かで、同業他社をつぶしに来ていた。


ディスカバリーチャンネルにある感じの〇〇ハンター。

〇〇ハンターが狩りに出るとのうわさを聞き、取材クルーが同行。

〇〇ハンターが実際に〇〇を発見。

ところが〇〇は別の何かだった。

別の何かをせん滅。

〇〇の調査は続く、と番組を終えたものの、実は〇〇ハンターが〇〇だった。


〇〇は狼男?


狼男ハンターに密着取材するドキュメンタリー番組。

狼男ハンターは三人、適当に取材。

 村人が消えていて狼の足跡が残っていてまさか……?

 武器だったり作戦だったり。

実際に山奥に潜入、狼の痕跡を発見したり、糞を見つけたり、木の皮が破れたり。

それで満月の晩にテントを張っていると襲われる。

 狼男は、満月の翌日がねらい目。

 そこで第一の戦闘、マシンガンをぶっ放したりしてどうにか追い返す。

 マズルフラッシュの陰で見えてくる狼男の陰。

翌日、狼の血痕を追いかけて、猟銃で仕留める。

 穴から出てきた傷だらけの男性を助けて、残った狼を助ける。

巣穴を見て、狼の骨と人間の骨が散らばっている。

狼男ハンターはそれらを丁寧に火葬、冥福を祈って番組終了。


ところが番組放送後、テレビ局にファンレターが届く。

テントの戦闘で明らかにハンターの一人が狼になっている。

狼男同士の縄張り争い、とでもいうのだろうか。



思ったより長くなって、間延びしてないか、という感じになった。

なんか書くのに楽しみすぎた気がする。

プロットと若干変化して終盤がちょっと変わったのも、勢いで書いてしまったから。

最初の一ひねりが薄くて、最後のひとひねり、というよりも普通にちょっと落ちた、くらいになってしまった。

昔に読んだ小説の構成をもっとあからさまに入れてきてもよかったかも。

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