11日目 お題:中間から始める(再走)

※以前に上げていたものは、別のコンテストに投稿するため、二重投稿防止として削除いたしました。その分の再走となります。


中間から初めて、物語に緊迫感を出しましょう。あとはしっかり見直しをしましょう。(なお本当の見直しは、それなりに頭が冷えてからにしましょうね)

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055340668919


小説でよく言われる、退屈な序盤をバッサリ削って緊迫感のある所から始める。

このお題は手直しに関する項目なので、いったん短編を書きます。

そのあとでその短編を見直していく形でお題達成にします。


突然の再走により夜更かしを余儀なくされ、ガムを噛んで眠気を退治していました。

先日見たマーズ・アタックという映画で、地球に潜入した宇宙人がガムを噛んで生命維持していたのを思い出し、そこからアイデアを広げました。



ガムを噛まないといけない男が、ガムをめぐってドタバタ、

ガムに対して偏執的なところを見せておいて、

最後に実は宇宙人でした、というのは?


宇宙人目線だと驚きが少なそう。


ガムに偏執的な人間と、主人公が出会う。

ガム人間は多少言動に妙なところがあるが、何か大事なミッションを抱えているらしく、主人公はそれを手伝うことに。

その先でガムをめぐってドタバタ。

ガム人間と友情を感じる主人公。

ガム人間からガムをもらい、食べる。

変な味、だがガム人間に気を使っておいしい、すっとする、と回答。

するとガム人間の頭が割れて中から宇宙人が。


ガム……でガジェットとして機能するかどうか。

身近なもの、大衆の中にあって違和感がないもの。

タバコ、ガム、飴玉。

ガムかな、噛んで口の中に何かを発生させて、それを噛むことでのどに送り込んで本体が呼吸。

噛んでる間は喋らなくてもいいし、口を閉じていられるので気密性がある。


ガムでオッケー。


ドタバタの中身をどうするか。


主人公、怪しい人間と出会う。

怪しい人間はガムに執着。

主人公もガム好きなほうがよさそう。


主人公と怪しい人間がぶつかって、怪しい人間がガムをぶちまけて、それを主人公が拾う。

主人公「わたしのガムはだめ?」怪「これじゃないとダメ」

全部拾っていったんは分かれるものの、主人公は怪人が気になり、尾行。

(怪しい人間は宇宙人なのでスパイとして地球の捜査)

怪、あっちこっちをきょろきょろしたり、真夏なのにコートを着ていたり、コンビニで成分表示を眺めたり。

主人公、結局声をかけて、何か困ってることはないかと聞く。

そこから二人の共同作業。


お題に合わせて、この二人の出会いをカットすればいいのでは。

出会いのシーンをカットして話をはじめ、出会いのシーンは回想にすることでお題達成に。


怪人、地球に潜んでる別の宇宙人の基地を壊しに来たとかのほうが面白そうじゃないか。


ふたりで基地に忍び込むシーン。

そこで怪がガムをこぼして、ふたりで拾って偏執的なところを。

基地に忍び込みながら、二人の出会いを回想。

深部に到達して、ちょこちょこ観察、破壊工作。

ところが敵に見つかって大立ち回り、うまく逃げるもののガムをこぼして怪は足止め。

ふたりは囲まれる。

だが敵の宇宙人の弱点がそのガムで、九死に一生を得る。

基地を脱出して、怪は主人公に感謝。

怪「どうしてここまでしてくれたのですか」

主「あたしたち仲間でしょ」

怪「(驚き)まさか、仲間がいたなんて……」

主「というわけで、ガム交換しよ」

ガムを交換して、主は怪のガムが変な味なのに気づき、気を使って頭がすーっとする。って言ったものの、頭が痛い。

それで怪のほうを見ると、どろどろに溶けてて、どう見ても宇宙人。


急いで書いたものの、案外まとまった感。

お題の『中間から始める』も、それなりに効果が得られたような気がする。

それにしても一発書きの精度の低さ、読み返すと結構気になる文章がありそう。

まぁ70分で4700字書ききれたので……。

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