12日目 お題:冒頭から危機

ゴシック小説を書いてみましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055334569195


よく使われるモチーフ:モチーフは怪奇現象、宿命、古城・古い館、廃墟、幽霊など(wikipediaゴシック小説より)

古城、古い館:難しそう

廃墟、ホラーものとかでちょくちょく見てたのでまだイメージできる

廃墟を舞台にした怪奇現象――よさそう


ただし、あまりステレオタイプにはしたくない。

廃墟での怪奇現象にさっそく遭遇した主人公、でひと捻り加えたい。


wikipedia見たらポーもゴシック小説家って書いてあったので一安心。

そういえばこの前読んだサキ「セルノグラツの狼」もゴシックといえばゴシック? あれの構成使えそう。


セルノグラツの狼

お屋敷に伝わる言い伝え。女中が自称由緒正しき血族でその言い伝えに関りがある。屋敷の今の住人は信じてない。だけど女中が死んだとき言い伝えの通りになって、認めざるを得なくなる。


それと、冒頭から危機をどうやって絡めようか?

ついでにゴシックを目指すならそれなりの雰囲気も出したい。

 →バックグラウンド。特徴的な場所・人・言動。

セルノグラツの狼的構成にするなら人間性も書かないといけない。

 →語るより見せろ。中身と一致した表面。


祖母が元気なうちに故郷を見たい、とか言い出してそれに随伴する主人公。

ところが祖母のいう故郷はすっかり廃墟になっていて、祖母はどんどん進んでいき、主人公とはぐれてしまう。

どんな故郷? 祖母の正体? 主人公はどんな目にあう?


森の中の蔦だらけの廃墟になった洋館。

主人公は祖母と一緒に突入。

いろいろためらう主人公と、どんどん進む祖母。

階段が崩れて離れ離れ、主人公は回り道を探しながら祖母を追いかけようとする。

そこでいろいろ伏線っぽいものを発見。

とうとう祖母を見つける。

祖母が変になっていて、とりあえず一緒に車に乗ったら、そこで祖母が何か変なものを吐き出してそれにあいさつされて、気づいたら祖母は死んでる。

祖母、何だったんだ。

っていうか自分は何、ってなってエンド。


祖母、幽霊と永遠の命の研究。

だけど永遠の命を持っていても体はついていかないし周囲との軋轢もあるので、魂だけ飛ばしてうまくやっていく方法も研究。

最後に出てきたのはそれ。

じゃあ祖母はここに何しに来た?

そのための薬を持ってきた。


■プロット

主人公、祖母と一緒に森の廃墟に侵入、斧で扉を壊す、祖母が持ち主だとかなんとかで遠慮するなと。おっかなびっくりな主人公、どんどん進む主人公、階段が崩れてもどんどん進む祖母、回り道を探す主人公。

主人公、廊下をいろいろ探りつつ、怪しい紙とか、実験の様子とかを見る。

階段を見つけて祖母を発見、祖母は怪しく光る薬を飲んでいたが、元気。

一緒に車に戻ったところで祖母の体調が急変、口から何かを吐き出すが、それが主人公に微笑みかけて消失、祖母は絶命、自分のことが不安になる主人公。



描写力が全然足らなかった……。

ホラーって感じの雰囲気がなかなか出せないですね……。

ゴシック、といえばまぁこんな感じじゃないの、っていう風にはできたような気がしますが、筆力が全く達してません。

えげちいな……。

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