8日目 お題:バックグラウンドを展開させる
お話のバックグラウンドを生かして雰囲気を出しましょう。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055283003388
コツは、特徴的な場所を用意し、重要な役割を持つ人物に一般的でないアクションを起こさせることで雰囲気が出る、だそうです。
なので、
・特徴的な場所
・重要人物に一般的でないアクションを起こさせる
あたりを意識しました。
よくあるものとしては、
山奥の奇習が残る村でのミステリーなんかが王道ですね。
まずは特徴的な舞台を考える。
そこに外の人間がやってくる。
現地の人間と交流し、現地の人間が特徴的なアクションを起こす。
そのアクションによって何かが起こるかもしれない、という雰囲気を作る。
これまた変な事件が起こる。(雰囲気作りがうまくいけば多少変な事件でも説得力が出てくる)
それによって主人公があーだこーだする。
特徴的な舞台→特徴的な人物・アクション、の順が一番考えやすそう?
特徴的な舞台
・場所的なもの? 館とか、村とか、施設
・もうちょっと概念的なもの? 職業、社会的ポジション
ホラーやサスペンスにめっちゃ使えるけどシリアス系からちょっと外したいっていうのをちょっと考えていました。
とはいえ、特徴的なアクションを思いつけるような舞台に持ち合わせがなく。
いっそファンタジーに振るとか。
雰囲気を出してシリアスそうな感じを出しつつ、そこからコメディに振る?
などと迷走を繰り返します。
コメディの勉強が足りないですね。
結局、王道のホラーで行くことにしました。
葬儀会社の営業でとある村にやってきた主人公。
お寺のお坊さんにあいさつにやってきて、好意的に受け入れられる。
ごっちんさん、という儀式をやるらしい。
このごっちんさんは死んだ人の肉を食べる儀式。
特徴的な場所はとある村。
一般的でないアクションはごっちんさんという儀式、そのほか村人に、過剰な反応をさせたり、主人公を敵視させたり、といったところ。
葬儀会社の主人公、お寺のお坊さんと会話。
村も老人ばかりで葬儀が大変だからむしろ助かる、と好意的。
めっちゃ安心する主人公。
ところが、村の老人たちはなんだか変、記憶障害、歩行障害、感情の起伏が激しい、などなど。主人公は認知症かな、と思ってる。(実際は人肉食によるプリオン病)
そんな中、葬儀が舞い込んできて、主人公はお坊さんにアドバイスをもらいながらお手伝い、職業的なあれでいろんなものを発注しようとひとつひとつ聞いていくが、ほとんどのものがいらない、という。村に用意があるのかな、と思いつつ、手伝い。ドライアイスの数を聞こうとしたらその時だけお坊さんにめっちゃ怒られる。
そこで、ごっちんさんの風習を知る。ごっちんさんは、亡くなった人を祭るために大量の肉を村人全員で食べる風習。
翌日、遺体を焼こうと棺を持ったらやけに軽い。
食べられて骨だけになっていた。
細かいところの流れは微妙に変わっていますが、おおむね筋書き通り。
もうちょっと奇を衒いたかったですが、ものすごくオーソドックスな感じに。
個人的には、主人公の葬儀屋というところで個性が出せればよかったんですが……。
バックグラウンドから雰囲気を作るのは常に付きまとってくることだと思うので、常に意識していきます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます