小説レベリング100日チャレンジ 舞台裏編

６日目 お題：語るより見せろ

キャラの人柄なんかを、映像として見せましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055259677291

登場人物のさまざまな情報を、

なるべく言動の形で見せていきましょう、ということです。

感情を表す言葉はほどほどに、

細かな身振り手振りを多めに書き込むことを意識しました。

身振り手振りを多めにすると、かえって感情語を挟むと効果的になるのかも、とかも考えていました。

一人称系の百合ミステリーで実は主人公が犯人だった、みたいなのがやりたい。

主人公は他人の何かが見えるって能力にしてみたい。

それとも人間性がトリックになるとか

でも動機を最後にばらして犯人、っていうのは昨日やったからそれの別のパターン

みたいなのをいろいろ考えた結果、

魔法のスプレーというアイテムを思いつきます。

何かが見える、というところからの発想です。

主人公は魔法のスプレーを持っている。

それでもって、そこに残っている記憶をほんのわずかな時間だけ浮かび上がらせることができる。

ある日主人公の友人がいなくなってしまう。

主人公はそれを殺人だと断定、魔法のスプレーでもって捜査に乗り出す。

でも実際には自分の中の二重人格とかってオチ。

魔法のスプレーは実はシンナー缶で、それによって幻聴とか幻視をしていた。

いっそ、主人公も犯人も被害者も全員同一人物にしてしまおう。

主人公の中には三つの人格。

A　主人格

B　弱気なところ

C　シンナー中毒、主人公

Cが主人公で、Bと仲良い。

Aは多重人格の治療をしてBを駆逐、ところがそれがCにとっては殺人と同じ。CはAに仕返しをしようとする。だがAを殺す＝全人格の死亡であり、つまりは自殺。

警察は最後、自殺と断定して操作打ち切り。

物語はCの目線で描く。

その結果、本編のようになりました。

比較的よくありそうな叙述トリック……みたいな感じになってたらいいな。

個人的には割と筆が乗って書けましたが、わかりにくかったりしないかな、３重人格ってのをもっと明言したほうがよかったかな、あたりは思ったりしています。

語るより見せられたのかどうかはわかりません。

あとメタ的なところで、見せるというお題をスプレーに託しましたが、ほかにも使い方あったかもなぁとか思い始めると大変です。

ここらへんで課題やお題は、なるべく達成したかどうかが自分で判断できるもののほうがいいなぁと思い始めました。

初めのほうのプロットを組む系のお題は組めたら終わりですが、

そうでない場合はなかなか判断がむずかしいので……。