4日目 お題:たれこみ屋
たれこみ屋という具体的な人物特徴からプロットを作りましょう。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055231465813
たれこみ屋といえば、
警察に犯罪者の情報を流すアウトローな人間。
アニメなんかだと怪しげな情報とか結構出てきますが今回はリアル路線で。
もともと前科を持っていて犯罪者とつながっているような人間が、金欲しさに警察に情報を売って、代わりに金銭をもらって罪を見逃してもらっている。
人物を元ネタにする場合は、
・この人物が何をしたいかどうなりたいか何をするのか
・この人物が一番輝くのは
・この人物が一番いやなことは
あたりを考えるのがいいっぽいです。
今回は全然考えてませんでした。
えぇ……。
上記のたれこみ屋の特徴から、自然と筋を出してしまったのがまずかったですね。
主人公はたれこみ屋のひとり。
昔の犯罪歴を使っていろんな犯罪グループを渡り歩き、そのたびに情報を警察に売って日銭を稼いでいる。
そんな生活なのですさんでいるし、いつ別の犯罪者から襲われるかどうかもわからないし、そもそも自分は犯罪者だしで、主人公は別にいつ死んでもいいよなぁって思ってる。
ここでスパイスとして、
それでも主人公がたれこみ屋をやっている理由を考えます。
人生の楽しみは、自分がもたらした情報で犯人が捕まったのをニュースで知る時くらい。だけどだんだんその楽しみが、実はいつも情報を買ってくれる女刑事に対するものだと気づき始める。
ここまで来たら、あとは簡単。
そんなある日、主人公に危機が訪れる。
主人公はだんだん女刑事にもっと貢献したいと、いちばん派手な麻薬グループに接触、末端の売り子になろうとする。
ところが、主がむかし所属していた組織の人間とばったり出会って、主人公が情報を売ってるんじゃないかっていう噂が立って、組織から追われるように。
殺される直前、いつ死んでもいいって思ってたのは嘘だと思い知り後悔していると、女刑事に助けてもらって、ギャン泣き。
主人公は女刑事から足を洗え、でもどうやって生活したら、とうぶん私の部屋に来るか家賃は家事やってもらうことだが。みたいな感じでハッピーエンドに。
主の、生きたいっていう感情をうまく演出したい。
と、書く前の覚書ではまとめていたのに……。
どうして本編ではふたりが出会った場面だけでおわっちゃったんですかね。
たれこみ屋に勧誘しただけになってしまった……。
3日目の成功体験に基づき、
タイトルと書き出しと書き終わりをなんとなくリンクさせました。
書き出しは結構好きです。
プロットの練習といいながら、
なぜか本文はほぼ100%アドリブの感覚で書いてしまいました。
セリフを気に入ってくださった方がいらっしゃったのが救いです。
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