罪悪感で死にとうなる件

そう事件とは、練習試合が一週間後にあることです。

は?

あの女子との練習試合を見てよく他校を誘えるな。試合中に進化するとかそんなアニメみたいな事かんがえてんじゃないよね?

本気でそう思った。恥を晒しに行くだけの行為でほんとに嫌だった。先輩からの視線も嫌でこっち向いてるときは顔を背けた。ほんとに楽しいと思わなくなった。というか辛かった。その日までより練習がきつくなった。顧問もよく不機嫌になった。先輩へのあたりも強くなっていった。


当日、僕たちの他に2校の学校が集まった。

格が違った。まず身長が平均的にこちらより高かった。そして、ジャンプも高く飛んでいた。そして何より声の大きさが全然大きかった。こちらと比べるとやる気が無いんじゃないかってほど、差があった。この時点でだいぶ萎縮していた。

まず一試合目いつもより全然動けず、惨敗した。顧問はキレていた。

その後、その場でブロックをいちから教わった。

は?

もっと速く教えろ

そして次の試合は顧問が出た。僕らに動きをおしえるために。イマイチわからなかったが、見たのをやれと言われた。

無理だった。が、ボールから逃げる動きにしたらあまり迷惑がかからなかった。

そんな感じのことをずっとしていた。

それでその日は終わった。顧問は不機嫌なままだった。声を出せと言われたが、恥ずかしさと、何言ったらいいかわからなかったので、声は出していない。

そんなことを考えていたら顧問が言った。









来週、練習試合あるぞ。




は?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕の素晴らしきインキャ生活 @komeri15

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ