雪九郎さんは穏やかで優しいけれど少し影のあるところは、家族の事情だったのですね。
源吾郎君は兄弟にも父にもかわいがられてきたのは、彼のまっすぐな性格からよく分かります(^^)
少なからず、幼い頃の家庭環境は性格や考えに影響するものがありますよね。
どう捉えるかはその人次第なところではありますが(゚ω゚)
作者からの返信
うぱ子様
いつもコメントありがとうございます。
筆者の気付かなかった所もコメントいただくと、非常にためになりますし嬉しいです。
親戚同士でも家庭事情は違う事、子供の頃の家庭環境は妖怪にも影響があるというお話でした。
毎度島崎君を好評価いただいているのも嬉しいです。きっと彼も喜んでいますね。島崎君自身は父親似の見た目を気にしていたのですが、実は結構父親に可愛がられていました。末っ子という事で父親も他の子供よりちょっと甘やかし気味だったのかもしれませんが、その分母親や兄姉たちが監督していたので、まぁバランスはとれていた感じですね。
ではまた。
ごきげんよう、雪九郎さんの仰る通り、血統の純度の高さ、これは西洋貴族や王族などもそうだと思うのですが、ブルーブラッドが高貴であればあるほど、その家庭での争いは醜くも激しくなるのはもう宿命のようなものですよね。
その点、彼の言う通り、血の問題を差し置いて、家庭の中でどれだけ大切に家族から守られ育てられてきたか、は全く別次元の問題でありながら、血の純度だけではどうしようもない問題ですものね。
ご両親からも、兄姉からも大切に可愛がられてきた島崎くんには、きっと半妖だとかクォーターだとか、それだけでは語れない育ちの良さが溢れているのだろうと思いますし、島崎くんが血統に対する誇りと弱みのダブルバインドに苦しみつつも、ご家族を愛していることが表面に現れているのかしら、とも思いました。
作者からの返信
斑猫です。
早速の投稿をお読みくださりありがとうございます。
作中であります通り、牛魔王様の血統にも連なる雪九郎さんですが、それでもやはり彼なりの労苦があるというお話でした。
牛魔王や玉面公主の元ネタは西遊記なのですが、そちらの原作でも、牛魔王が第一夫人(羅刹女)と第二夫人(玉面公主)とのいざこざに巻き込まれるという感じの話が差し挟まれているのですね。
その点島崎君は妖怪としての純度(?)では父の事はあまり誇れないと思っていたのですが、無償の愛情という大切なものを受け取っていた訳なのですね。島崎君は雪九郎さんの血統のすばらしさを羨んでいた反面、雪九郎さんは島崎君が父親にきちんと愛され、尚且つ母や兄姉らにも大事にされていた事を羨んでいたという感じですね。
……島崎君は野望を叶える為に保守的な家族から距離を置いた物語だと意識していましたが、やはり心底には家族への愛情があるみたいですね。
ではまた。
長台詞を黙って聞いてあげるゲンゴロウくん、優しいですw
作者からの返信
斑猫です。
多分長台詞の状態で口を挟まないのは作者の筆力の問題ですが、優しさを見出してもらってありがとうございます。
源吾郎君は褒められると元気になるタイプです!