ごきげんよう、やっぱり社会人ともなると、公式の場、雑談を交わす場問わず、全方向に向けて人間関係(妖怪関係?)のアンテナを張っておく、というのは人間でも妖怪でも変わりませんね。
何気ない人物評、冗談のつもりで言った言葉、学生時代ならそのまま胡散霧消してしまうようなことでも、社会人の間ではどう歪みどんなニュアンスで伝わるのか、影響力は人間関係の利害の大小に比例して変わってきてしまいますものね。
萩尾丸先輩のような言葉を武器にするような方でも、やはり言い過ぎもしくは言葉足らず等があるようですから、島崎くんのような新社会人には中々居辛い、というか泳ぎにくい場、なのかも知れませんね。
だから雪九郎さんの話題にも飛びついたり。
まだまだ勉強が続きますね。
作者からの返信
斑猫です。
本来ならば話をサクサク進めていく予定だったのですが、思いがけず王鳳来様と紅藤様の雑談が続きました。このお二方、相当長生きなお方ですから、やはり積もる話はあるでしょうね。サカイ先輩や島崎君、場合によっては古参の弟子たちも知らないような話題さえ知っている訳ですし。
萩尾丸先輩は確かに戦闘能力も高いですが、炎上トークを売りにしているお方ですし、舌戦・口撃の方が得意分野である気がします。その辺をくみ取っていただきありがとうございます。
島崎君は演劇部所属で演技上手という事ですが、こういうアドリブはまだこれから修行を積むべしといったところですね。新社会人、それも高校を出たばかりの若者なので致し方ない所でしょう。
牛角を持つはとこ、雪九郎さんとはどんな話題になるのか、次回もお楽しみいただければ。
ではまた。
編集済
萩尾丸さん、さすが炎上トークがキレッキレです……(>_<)
紅藤様に対しても例外ナシなのですね。
優秀なのは分かりますし、性格としての影響が大きいのでしょうが、周りの人はヒヤヒヤしたでしょう。
雪九郎さんが方向転換してくれて源吾郎君も安心したでしょうね(^-^;
作者からの返信
斑猫です。
いつもコメントを下さり、非常に励みになっております。
萩尾丸先輩の特技、エッジの利いた炎上トークが炸裂する回でした。
紅藤様は温厚ですし、強すぎる自分に対して臆せず意見を出せる萩尾丸先輩の事を大目に見ている節があるのかもしれませんね。
とはいえ、萩尾丸先輩はかなりの曲者ですね。優秀で組織の上位にいるので尚更厄介です(汗)
恐らくは紅藤様以外の研究センターの面々は冷や冷やしていたと思います。
数か月前まで高校生だった島崎君も例外ではない感じですね。
雪九郎さんの声掛けは、初対面と言えどはとこという事もあり彼も安心したでしょう。
ではまた。