ごきげんよう、島崎君、予想外のところで遠い親戚の方と初顔合わせになったんですね。国際色の豊かなファミリーというか、玉藻御前さまの一族はやっぱりこの世界ではブルーブラッドというか、貴種には違いないんですね。
王鳳来さまは、なんというかこの場面を見る限り、裏表のない方のご様子。無邪気というか毒がないというか、やはりこれも貴種であり、且つ長命によって剣がなくなって柔らかくなったということなのかもしれませんね。
島崎君も幹部に期待とか先輩方の顔色もあるでしょうし、ここらへんは社会人、特に会社生活を送る世知辛さというか気の使い方が難しそうで、人間社会と変わらないのがなんともいえない悲哀を感じさせますね。
最後に何やら物騒そうな話題が。
なんでしょうか、気になりますね。
作者からの返信
おだ様
いつもコメントありがとうございます。斑猫です。
もともと玉藻御前様の子孫は白銀御前様の系列のほかにいるのかどうか悩んでいた時期もありましたが、玉藻御前様は長生きだった上に大陸にいる時期も長かったので、大陸にも親族がいるという話になりました。
雪九郎さんは、少し前に三花お母様が語っていた、玉面公主様の孫という事ですね。
王鳳来様は色々と含みのある義姉二人と異なり無邪気で屈託のないお方という感じですね。とはいえ無邪気な分、ある意味繊細な部分もあるかもしれません。
生物だった義姉二人と違って、若い頃から単純で温和な方かなと思って書いたのですが……表現足らずで申し訳ないです。
島崎君が幹部の話で気兼ねする部分は、世知辛いですが敢えて書きました。多くのウェブ小説では主人公がむやみに称揚されがちなのですが、そうはならんやろという気持ちが筆者の中にございまして……
物騒な話題がどのように繋がるのか、どうぞご期待いただければ。
編集済
点心のシーン美味しそうです(^O^)
龍や狐の点心って見たことがないので見てみたいです!
多くの弟子をあえて持たない紅藤様は、少人数をしっかり気にかけてあげたいという思いがあるのですね。
王凰来様は気さくですが、穏やかで細やかな方ですね。
八頭怪さん……何やら気になる方の様ですね。
作者からの返信
斑猫です。
点心のシーンに注目頂きありがとうございます。
龍とか狐の形は作者のイメージですが、大陸は広いのでもしかしたらあるかもしれませんね。
紅藤様の心情や王鳳来様の性質についても、深い部分までくみ取っていただき感謝しております。紅藤様は確かに優秀なお方なのですが、情が深すぎるので多くの部下は持てない感じですね。
王鳳来様は無邪気だからこそ、却って本質を見抜くお方だと思っております。
八頭怪が何者なのか……別作品のアレに繋がるのか……どうぞお楽しみに。
ではまた。