応援コメント

四尾の激情、一尾の矜持 ※戦闘描写あり」への応援コメント

  •  犬には疎かったので初めて知りましたが、柴犬って猟犬だったんですね!
     調べてみたら、むしろ教育が難しいとありました。
     友人の家に居た子と散歩した経験はあり、温和なイメージがありましたが、犬は見た目によらないものですね。
     
     前もって護符を貰っておくのも“戦略”のうちですよね。個人的にとても共感しました。
     源吾郎君は“実戦”においてとても大事な事を学んだのかも、と思いました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     そうですね、柴犬は猟犬に分類されますね。と言うよりも、日本犬の多くが猟犬に分類されるみたいです。日本テリアとかは違いますが。
     また、柴犬は最も狼に近い犬種とされておりまして、独立心が高いのが特徴だそうです。洋犬のようなフレンドリーな存在とは違い、飼い主をあるじと認めつつも、自分の時間や自分の世界も大切なタイプのようです。一説には日本人に似た性質であるとか……

     護符の件で共感していただいて感謝です。これがもしルールのある、生命のやり取りの伴わないスポーツであったならば護符は不要だったのかもしれません。ですが源吾郎君が行っていたのは生命のやり取りも伴うかもしれない闘いですからね。
     力でゴリ押しばかりではなく、そうした方面での勉強も大事なのだろうと私も思います。言うてこのお話はそんな内容ばかりなのですが(汗)

  • 相手の弱点を突いて何とか勝ちに持ち込みましたね。ワンピースのビックマムなんかも写真が弱点だったように(ネタわからなかったすいません)どんな強キャラにも思いもよらぬ弱点が存在し、それが時として勝敗を左右するのが面白いですね

    作者からの返信

    斑猫です。
     コメントありがとうございます。
     既にここまで拝読してお気づきかと思うのですが、拙作での戦闘は力押しではなく……戦闘をやり抜く胆力や相手の弱点や虚をつく知略がものをいう世界です。
     主人公の島崎君の能力の高さはどちらかというと肉弾戦ではなく変化術などの方だったので、対になるような身体能力の高い妖狐の珠彦君相手に苦戦するような演出とさせていただきました。

     ではまた。
     

  • 源吾郎君、なんとか勝負に勝ちましたね!
    お疲れ様でした。
    こちらの世界でも、強さだけではなく、相手の得意不得意を計算した上で戦うのがポイントですね。
    また、源吾郎君は芋虫とかが苦手なのですね。
    これは相手に苦手なものがバレてしまったり、そのような術を得意とする者にあたってしまっては厄介な気が……。
    ファイトです、源吾郎君!

    作者からの返信

    いつもコメントと応援ありがとうございます、斑猫です。
     島崎君、どうにかギリギリで粘って勝ちました……!
     おっしゃる通り、妖怪社会での戦闘も、強さのみで全てが決定するわけではありません。単なる競技やスポーツならば強さや技量で全てが決まるかもしれませんが、戦闘となると話は別です。
     生命のやり取りに繋がる戦闘になった場合、一番の武器になるのは相手を出し抜く戦略と、どのような状況でも揺るがぬ精神力ではないかと思っています。
     島崎君は妖力も多くある意味器用な子ですが、闘いに対する精神力・戦略性は現状ではほぼ皆無という事でした。だからこそ、紅藤様ははじめ乗り気ではなかったんですね。
     島崎君の苦手なものがこの度判明してしまいました。色々と強がるところもある子ですが、所々怖がりでもあるんですね。
     こんな島崎君がどのように成長していくか、彼にこれからどのような試練が待ち受けているのか……どうぞ楽しんでいただければ。
     
     

  • ごきげんよう、慢心と経験不足の島崎君の今後が気になる物語、ありがとうございます。

    妖力の大きさだけが戦闘力というわけではやはりないんですね。
    戦闘経験はこの後、訓練を積み重ねることで積み上がっていくのでしょうが、やはり戦闘力を上げるには、技の習得が必要なんでしょうか。
    いずれにせよ、最初から慢心していた島崎君にはいい勉強になったのかもしれませんね。やっぱり己の家系への誇りが大きすぎるとそうなるものなのかしら?

    でも狐が犬が苦手、って本当だったんですね。
    島崎君は苦手じゃなかったのかしら?

    作者からの返信

    こんにちは、斑猫です。
     ご指摘の通り、拙作中の設定では、妖怪同士の真剣勝負が妖力の大きさによってすべてが決定する……訳ではございません。技の習得も必要でしょうが、基本的には精神力や知力も大切なのでしょうね。相手が策略を仕掛けてくる可能性もあるので。
     峰白様の主張通り、弱肉強食は世の習いではあるが、弱者はまざまざと喰われるだけではないと筆者も思っております。
     島崎青年は九尾なる前に天狗になるのでは……? という位慢心していたのは事実ですね。しかし彼も元をただせば人間らしい生活を送り、尚且つ喧嘩とは無縁の生活を送ってきた(ついでに言えば文化部の)若者です。いくら妖力の底上げがあったとしても、相手が弱小妖怪だったとしても、日夜訓練に励んでいる相手に圧勝できるほど現実は甘くはありませんし。
     妖狐が犬苦手問題は……実は設定が甘いところがありお詫びせねばなりません。野柴君のようにめっちゃ犬を怖がる狐もいれば、割と平気な狐もいる。人間と同じく個体差があると思っていただければ。
     ちなみに島崎青年は猫というかモフモフした生物が好きです。しかし妖怪ではないモフモフ生物たちは彼を警戒してそうそう触らせてくれません。少し不憫です。

     ではまた。