応援コメント

炸裂! 入社祝いラッシュ」への応援コメント

  • 一章まで読み終わりましたので、コメントさせていただきますね!
    ストーリーの練り方・なめらかな文章・伏線の忍ばせなど、カクヨム界隈ではかなり上位に君臨するであろう物語であると感じます。地の文がここまでしっかりしている作品は珍しいのではないでしょうか?その点が凄く魅力的で、同じ物書きとして学ぶべき点が多いなぁ、と思わされました。文章力は一朝一夕で身につくものではありませんし、そのあたりに斑猫様の研鑽が見えた気がします。感服するばかりです…。

    実のところ、私の方も読み合いをする時間が少なくなってきまして、次に覗きに来れるのは先になるかもしれません。ですので、斑猫様を待たせ続けるのも悪いな、と感じたので、先に☆だけつけてしまおうと思います。勿論、☆3つで!
    私の拙作も全部読む必要はございませんので、お好きなタイミングで読了していただければ、と思います!

    作者からの返信

    ぽんず様
     お久しぶりです。
     そして、作品全体の練り方・文章・伏線について高く評価していただき誠に有難うございます。
     実のところ、初めてのウェブ小説という事もありこちらの作品はかなり力が入っておりました。力が入るとその分がっつりと描写してしまうので、ライトな文章が好きな方にはしんどい作品かな……とも思っていた時もございました。
     ですが、本当に褒めて頂いて嬉しい限りです。また今回は星も下さりましてありがとうございました。

     ぽんず様の作品も、また機会があるときにお邪魔いたしますね。

  • 一章まで読んだのでコメントします。
    現代に溶け込む妖怪と源五郎の下積み。
    妖怪の会社?など独特な雰囲気があります。
    紅藤は源五郎に目録を作らせたり培養液を……とか基礎中の基礎をやらせることで底力をつけさせようと期待しているのか?

    これは個人的に思ったことですが、平安末期、武家社会という争いの世を出現させるきっかけとなった待賢門院璋子が玉藻の前と呼ばれ、その子の後白河天皇が大天狗と呼ばれ、二人して源平を利用し国を傾けたというのを考えながら読んでいるのですが。
    玉藻の前の子孫の源五郎と天狗の萩尾丸が一緒にいると、なんか冷や冷やします。

    少し一話当たりの文字数が多いので、少しずつ読ませてもらいます。

    作者からの返信

    斑猫です。
     メイン連載ながら濃い目の設定である拙作を読み進めていただき誠に有難うございます。
     私個人は妖怪が好きで、なおかつ「現代に生きる妖怪は現代にゴリゴリに適応しているだろう」という考えがあり、それが拙作の独特な雰囲気を醸し出しているのだと思います。リケジョとか研究室が出るのはまぁ私の好みもありますね。

     玉藻御前の子孫たる島崎青年と天狗の萩尾丸の関係性……ニャン吉様の深読みには驚きです! 申し訳ないですが実は作者はそこまで考えておりませんでした。
     但し天狗と言えば雉妖怪になりますが「峰白」というのがおりまして、彼女は「雉天狗」と周囲から称されているのですね。「白峰」が天狗(しかも崇徳院!)と関連性のある単語であると後々になって気付いた事がありました。
     峰白と名を付けたのはそういう意図を含んだわけではなかったので、個人的に驚きましたね。

     文字数が多いのはちょっと申し訳ないです。どうぞ無理のないペースでお読みいただければ幸いです。
     ではまた。

  • 蛇やトカゲをご所望とは、研究用ですかね? 鳥妖怪らしいって言い方が気になるところですが、もしや食べるなんてことは……あるのかな?

    作者からの返信

    斑猫です。鋭いご指摘ありがとうございます。
     研究用もありますが、まぁ食べる事もアリですね(笑)
     普通蛇は鳥類の天敵と見做される事が殆どなのですが、雉や鶏はマムシを含む蛇類も普通に捕食するみたいですので。

     ちょくちょくこういうネタを挟みますがご了承願います。

     ではまた。

  • 1章まで一通り読ませていただきました。
    妖怪を軸とした独特の世界観で繰り広げられる物語でこの手のジャンルはあまり読んでなかったのもあって新鮮で面白かったです。
    これからもちょくちょく拝見させていただきます

    作者からの返信

     斑猫です。
     コメントありがとうございます。
     欲望丸出しな青年の物語ではあるのですが、新鮮さを感じていただき感謝しきりです。レビューまでしてくださってありがとうございます。

     ではまた。

  • ここで源吾郎君の兄弟達が登場ですね。
    来てくれた兄弟達は皆さん仲が良さそうです。
    就職先(?)でこれから辛いことが待っているに違いない彼にとって、少しでも心を安らげる時間になっていたら良いなぁと思いながら読みました。
    それにしても、ナンパの指南書を源吾郎君に渡すなんて、彼のことをよく分かってますね(笑)

    作者からの返信

    斑猫です。
     示し合わせずとも同じ時間帯にやってきた辺り、三人の仲の良さが伺える気がしますね。
     兄姉や叔父たちには強がっていた島崎君ですが、内心会えてほっとしていたのかもしれません。一人前になりたいと思う反面、末っ子なので甘えん坊な所もあるかと作者は思っていますし。
     苅藻さんは島崎君を赤ん坊のころから知っていますからね。コレガ喜ぶだろうと思っての事ですね(笑) 島崎君は結構苅藻さんを慕ってる感じですし。

     ではまた。

  • 初めまして、黒一黒と申します。

    この度は当方の自主企画「【読まれたら読み返す!】ゴリゴリに凝った世界観 or 設定のある作品、募集【読み専さん歓迎!の読み合い本棚】」にご参加いただきありがとうございます。


    『九尾の末裔なので最強を目指します』拝読しました。


    しっかりと練り込まれた妖怪の設定と、現代との関わり方など、
    きちんと考えられて書かれていると感じました。

    描写もしっかりと書かれており、
    一文一文ごとに状況を想像させる筆力があり、
    とても引き込まれる作品でした。

    ただ一点だけ、
    主人公の目的、結局強大な妖怪になって何がしたいのか、
    ハッキリと明言されず、曖昧になってしまっており、
    なおかつ主人公自身もまだはっきりと自覚できていないのが
    もったいないと感じました。

    主人公自身は妖怪の力で世界征服が目標としていますが、
    家族会議のシーンでは自分には妖怪の力しか誇れることがないため、
    それ以外を持っている他の兄弟への当てつけように読めてしまいます。

    家族親族に自分のことを認めさせたいのか、
    妖怪の力を使って好き勝手に振舞いたいのか、
    それとも力を持て余しているだけなのか、
    どれも中途半端な感じでいるように感じました。

    そのせいか、主人公の動機や行動に共感させる力がやや弱く感じ、
    読んでいて主人公をいまいち近くに感じることができませんでした。

    そこだけが引っかかりました。

    以上です。

    まだ第一章までしか読めていませんが、
    この先どのように物語が展開していくのか、
    楽しみに続きを読ませていただきます。

    これからも頑張ってください。

    作者からの返信

    黒一黒 様
     斑猫です。たくさんコメントいただきありがとうございます。
    さて、島崎青年が世界征服を欲する動機ですが……確かに作中にてはっきりと表現できておりませんでした。おそらくは家族(特に兄姉)に「末っ子の坊や」ではなく一人前の存在として認めてもらいたい、好き勝手にふるまって仲間に称賛されたり女の子にちやほやされたいという欲求が膨らんでいる感じではないかと筆者は推察しております。
     確かに、大切な所をないがしろにしており反省しきりです。

     設定や現代社会での妖怪のスタンスについても評価いただき嬉しく存じます。他の参加者様に比べて地味な設定ではないかと思っておりましたので……
     妖怪たちが現代社会に馴染み、科学技術に親しんでいるというのは完全に筆者の趣味です。妖怪ものは数多くあれど、クラシカルな姿の者たちが多いように感じましたので。

     ではまた、こちらこそ作品を拝読いたします。