うろ覚えですが、狐と狸の化かし合い比べの昔話が合って、狐は美女の嫁に化けたのですが、狸が饅頭に化けて、美味しそうに思って狐が食べようとすると、饅頭が正体を現して狐がビックリして逃げたという話を思い出しましたが、美女に化けても妖怪には通用しないかもと、何と無く納得してしまいました。
作者からの返信
斑猫です。
島崎君は諸般の事情で美女に化身するのが得意なのですが、天狗である萩尾丸先輩には聞かなかった模様。
確かに饅頭に狐や狸が化けたって話もありますね。
今回萩尾丸先輩に美少女としての籠絡が効かなかったのは、妖怪だからというよりも天狗という種族に起因する所ですね。
ええと、その、天狗って女子には興味ないらしいので……
たくさんコメントありがとうございます!
この物語は巨大な裏設定やバックグラウンドを感じます。
この辺りでやっと物語が動き始めましたね。
てか源吾郎君、良い性格してますね。
それに萩尾丸……ゲイ疑惑浮上か!?
二人はライバル関係になっていくのでしょうか?
なんだか続きが楽しみです。
作者からの返信
斑猫です。
創作論のみならずメイン連載まで読んでくださりありがとうございます。
そうですね……仰る通り物語の動きはゆっくりでして、それでも気長に付き合ってくださるのは嬉しい限りです。
島崎君の性格は、かなり欲望に忠実な感じですので好みは分かれるかなと思っておりましたが、好印象なのでそこも嬉しいです。
萩尾丸先輩のゲイ疑惑に正面から質問を下さったのは小濱様が初めてです(笑)
直截的には書いていませんが、女性に興味が無いって言うのはまぁそういう事でございます。ヒト由来の天狗って大体美少年好きなので、多少はね?
確かに、萩尾丸先輩がライバルだと思ったら胸熱展開になりそうですね。島崎君が同じ土俵に上がれるまでにかなり時間がかかりそうですが。
引き続き楽しんでいただければ幸いです。
こちらで源吾郎君、かわいらしくなってしまっていましたね!
当時読んだときは、あまりにもナチュラルに化けていたのでするする読んでしまったのですが、今の源吾郎君のイメージから読み返すとかなり強烈なシーンです……!
紅藤様が源吾郎君の気持ちを配慮してくれていること、変身した源吾郎をさらっとかわす萩尾丸君の大物感は、ただものじゃないことに気をとられてしまっておりました(>_<)
作者からの返信
斑猫です。コメントありがとうございます。
結構ナチュラルな変化、と捉えてくださってありがとうございます。
そうです。実は島崎君は少女に化身するのが得意だったりします。まぁこれも突き詰めればモテるための努力の一つですね。女子に擬態して女子を観察すればモテ道が開ける、みたいな感じです。それにしてもヒロインが傍にいないからって女子化する島崎君っていったい……
しかし彼の変化も、大物妖怪たちの前では霞んでしまったようですね。
ではまた。
九尾の狐のルーツの一つである中国の話も踏まえた上で書いておられるのが良いですね。雉鶏精、封神演義でも出てきた覚えがあります。末裔達が人間社会に溶け込んでいるのも面白いですね。
作者からの返信
望月千歳様
初めまして、斑猫と申します。この度はたくさんコメントありがとうございました!
九尾の狐の伝説はどうしても玉藻御前の話がメインになりますが、筆者は封神演義や西遊記が好きなので、そちらの伝承もゴリゴリに絡めております。
九頭雉鶏精も好きな妖怪の一つです。日本では知名度が低いのが辛い所ですが(涙)
拙作では妖怪が人間に溶け込む話はかなり多い感じです。特に末裔たちは半妖だったので、余計に人間として暮らしている感じですね。