応援コメント

第93話 商人と貴族」への応援コメント

  • ごきげんよう、商人と貴族の価値観の違いがよくわかる物語、ありがとうございます。

    商人としては、利益のために他者を利用するというのはよくあることでしょうね。
    けれど、今回のような暴力に絡むような利用の仕方は頷けないものがありますし、アルくん達だったから良かったものの、他のひとびとだったら、と思うと許せないですよね。
    貴族としての矜持を忘れず支配地の状態を良くしたい、商人として紹介の経済状態をよくしたい、それぞれ発想のもとは違っても、立場によって行動が違う。
    Win-Winで対応できれば一番良いのでしょうけど。
    その点、カルラさんのとった、利用されたことに対して釘をしっかりと打ちつつ、それで手打ちにするというのは妥当な落としどころ用にも思えます。
    アルくんは、そういう意味でもいいスタッフ(参謀?)を持ちましたね。

    以前返信頂いたコメントにあった通り、アルくん達の旅も単なる世直し旅ではなく、政治的な立ち位置を否が応でも考えなければならないようになってきましたね。物語が深く掘り下げられて展開していく様は、読書欲を掻き立てられます。
    次回も楽しみにお待ちしておりますね。

    作者からの返信

    おださん、おはようございます。返事が遅くなり申し訳ありません。

    そうなんですよね。エミリアの処遇について、およびキースの選択を示す回なりました。

    商人は利を見ろと言う方もいますが、僕的には利ではなく人を見て欲しかったので、こんな話を入れてみました。

    僕も目的は同じでも立ち位置によって手段は違うのは仕方がないと思いますが、エミリアは今まで上手く動けなかった分、街の有力者の相談役になった事で、必要以上に張り切ってしまった。こういうのもよくあるなと思いこちらを採用しました。

    それに、アルのやっている事を思えばいずれ人族でも従者になりたいと言い出す人が出るだろうと当初から想定していたので、ちょっとルタウの街は混み合っているのですが、この後の街では入れ込めないと判断して、こちらに入れました。

    最終的な落とし所に向けて着々とフラグを立ててます。少し説明回が続いたので退屈されていないか? 心配でしたが「物語が深く掘り下げられて展開していく様は、読書欲を掻き立てられます」と言って頂き、安心しました。

    いつも感想ありがとうございます(●´ω`●)感謝してます。