自分は男性なので恋愛系の小説を好んでは読まないのですが「深窓の令嬢は、王太子殿下に持ち運ばれる」は情報の出し方、隠し方が上手くついつい次のページに誘われ50話迄一気に読んだ正しくは読まされてしまったという言い方の方が良いのかもしれない恐るべし才能である。
主人公のヴィオラ嬢は、少し不幸な身の上ですが、そのためか読んでいるととても応援してあげたくなります。この逆境の中から王太子のレナード様が救い出してくれるのか、これからも見守っていきたいなぁと思いました。最初の方を読んでいるとレナード様が本気なのかどうか、少しどきどきしましたが、読み進めるにつれて本気でヴィオラ嬢のために動いているのだなーと思えて安心しました。二人がうまくいくのかどうか、見届けたいなーと思いました。