第29話年の始まり
元旦も終わって今日は2日目です。
新しいことを始めたいと思います。
何事にも真摯な気持ち、対応などなどを掲げたい所存です。
小さかった甥っ子たちはもう親である姉の助け舟すら必要ともせずに一人歩きをしています。
おばである私は逞しく成長した四人の男の子たちにただただ敬意を表したいと思います。
そしてそこには姉の並々ならぬ頑張りを垣間見るのです。
新年の始めに家族を連れて帰って来る長男、次男とまだ独身の三男、高校生の四男、母親、弟そうして私たちは揃い踏みしばしの時間を共有するのです。
新年の始まりはいつもこんな風景です。
皆、それぞれ思い思いに過ごしています。
強いて言えば、お嫁さんたちは大変だろうなとは重々思います。
色んな正月があるでしょう。
こんなふうに平穏無事な新年を迎えられることに感謝しかありません。
少し前までは不安定な精神状態で、落ち着かない日々の中に生息していましたから。
おこたに入って熱いお茶をすすることにさえ、この上ない喜びを感じます。
だから今は今はただありがとうなのです。
ここに至るまで多大なる迷惑をかけた人もいます。
特に私のことを心配して早くに病気で亡くなった父親。父を頼りにしてきた母親には言葉では言い表すことの出来ない心配をさせてしまいました。
今、高齢の母親に親不孝を重ねてきた恩を返すがごとく頑張っています。
そして父親には対しては後悔だけが先に立つ思いを母親にはすまいと固く思っています。
まだまだ長生きしてもらわないと、父親の分まで幸せでいてほしいと切に望んでおります。
気まぐれ娘のほんの気持ちです。
年の始めにこの1年の気持ちの充実をはかりたいという願いを持って、自分らしく過ごして行けたらと思います。
健康で面白おかしく笑って楽しく、ちょっと欲張りです。
感謝と謙虚な姿勢を忘れずにいたいと思います。
1日1日コツコツと歩いて行きましょう。
それが何よりかと思います。
年齢を重ねて行くのは悪くないと信じて。
ティータイムにしますか? 小谷さとみ @omusubi34
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