第348話 パフォーマンス ①

スタンディングオベーションの初演を終えた後も、

完璧に仕上げたパフォーマンスの僕達の舞台オペレッタは、

王立歌劇場の満席を連日誇り、爆笑の渦が巻き起こった。


それが今日はどうだ?

チケットは完売なのに、客の入りは半分以下。

中央の席に座る男のバカ笑いだけが響き、

他の客はくすともしない。


もしや、彼は?



★☆★


はい。書きました。


『第345話 自由奔放 ①-SIDE 男』

https://kakuyomu.jp/works/1177354055155560375/episodes/16816700427954314520

の『-SIDE 舞台俳優』です。


多分ね。国王陛下がね。

「朕と彼女の、この素晴らしい愛の軌跡を舞台で見たい!」

とかって言って、上演が決まったんだろーね。

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