「扉の中のトリニティ」 作者: リエミ 様

すっかりご無沙汰してました。

週末は時間がありません……。


さて、34作目の感想は、リエミ様の「扉の中のトリニティ」https://kakuyomu.jp/works/1177354054897959072 についてです。



短いので、ネタバレ感想のみ書きます。

未読の方はご注意ください。








トリニティとタイトルにあるように、3名の特別な少女を中心に展開される作品でした。

まさに神ごとく超能力をもつ美少女たち。


心が読める彼女たちは、ある島でおじいさんとおばあさんと静かに暮らしていたのに……。

そこに現れる青年。

正直余計なことを、と思いました。

でも研究者であるおじいさんの要請で、この青年は島に来たんですよね。

それで、本当に。


力を失う薬を飲まされ暴走しなかった少女がまた不思議だなあと思いました。

心を読んで、悪しき気持ちがなかったからでしょうか。


最後が読者に委ねられていますが、十中八九、世界の終わりでしょうね。

心が綺麗な人って存在しないと、私は思っています。

だから、少女たちにとっては、島が安全だったのに。


色々考えてしまう短編でした。

この度も企画に参加くださりありがとうございます。

リエミ様の作品はいつも深いなあと思って読んでおります。


次は、35作目の感想、帆多 丁 様の「化け猫ユエ」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054896395656 についてです。






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