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  • 編集済

    読ませて頂いています。

    語り手は、自分を見て欲しいんだな、というのをヒシヒシと感じる章でした。
    権力より命よりも、見て欲しい、認められたいという思いが強く、その行いがどれだけ残虐でも、その背後にある切迫した感情がその残虐さをも切なくしているなと思います。
    短い中にギュッと感情が凝縮されていて、すごいなと思いました。
    とても面白いです。

    一点だけ。
    「役不足」という言葉が出てきますが、たぶんこれは「与えられた役割が実力に比して軽い」という時に使う言葉だと思うので、力不足とかの方がより適切ではないかなと思いました。
    私自身、語彙力ないのでこちらの勘違いの可能性もありますが、ちょっと引っかかりましたのでご報告を。

    続きもまた読ませていただきます。

    作者からの返信

    Zooeyさん、ありがとうございます。
    見て欲しいのでしょうね。こういうタイプのダメなひとが好きな気がします。

    役不足について。
    ですね! ご指摘ありがとうございます。頭では分かってるのですが、ついうっかり使っちゃうヤツです。多分他にもどこかで使っちゃってるかもしれません。自分でも気を付けますが、もし見つけたら教えてくださいまし! ……恥ずかしいので!

    ありがとうございました!

  • 愛を知らぬがゆえに奪うことでしか渇きを満たせない。ほんのささやかながら愛情らしきものを抱けたのが唯一の救いであり、一層哀れを誘います。
    切なくもしんと染み入るお話ありがとうございました!

    作者からの返信

    青月さん、ありがとうございます。
    わーい、色々慮ってくださって嬉しいです。
    楽しんでいただけたなら良かった!

  • うわぁぁ……ラスト、ものすごく遣る瀬無い気持ちになりました。
    せっかく自分が真に欲するものを掴みかけたのに……
    因果応報といえばそうなんですが、愛の一つ、幸せの一つでも手にできたら良かったのに……

    いつも思いますが、由さんの文章は整然として無駄がなくて、機能的な美しさがありますね。
    とても1万字以内とは思えない読み応えがあって、面白かったです!

    作者からの返信

    わーい!ありがとうございます!
    案外自分では分からずに、掠めて逃げていくのが望みというものであるような気がします。
    文章褒めてもらえるのあんまないので、とても嬉しいです。
    ありがとうございました!