第6話 トイレ飯はうめぇ。
昨日は大変不快な目にあったが放課後は難なくやり過ごせた。
これほど容姿に影響があったとは小さい頃の俺は思いもよらなかっただろう。
もし俺がイケメンだったら...やめておこう。悲しくなってきた。
でもこれから最低三年。前線で動きが見えたら前線に移らないといけないからなんどきこの学校を離れるかわからにが三年は在籍しなければいけないのだ。
誰かしらと交友を持っていないと無理だろう。
だがここで問題がある。ここは皇立学園。これは略称なのだが正式名称は皇立貴族学園なのだ。そしてここ以外にもう一つ皇立ジョパング学園と言うものがある。
ここ皇立貴族学園は完全に貴族教育しかせずにいる。
そして皇立ジョパング学園は義務教育以上の教養と貴族教育。軍事学や魔法学を学ぶ一般的な学校でこの学校は特待生として平民でもはいれるようになっている。
この説明でちょっと賢い人ならわかるかもしれないが貴族の親は男にどうしてもエリートであって欲しい。賢くあって欲しいと思うものだ。
つまり貴族の親はどうしても男児を皇立ジョパング学園に入れたいがため浪人をしてでもいいから入れてようとしている。
そして皇立貴族学園は大抵重要視されていない政略結婚の道具としか思われていないため貴族教育だけをしている皇立貴族学園に入れる。
そうつまり。男子生徒がいないのだ。
男子生徒となら。と思っていたがここには女しかいないのだ。
唯でさえ不細工なのに。
と言うことで絶賛便所飯だ。
授業以外はすべてトイレで過ごしているといっても過言ではない。
そして購買で買ったパン。。。ではないがなぜか家の前に置いてあったお弁当を食べている。
多分あの女が作ったのだろう。腹立たしいがうまくて文句も出ない。
だがまぁ可愛い奴じゃないか。
健気に弁当を作ってくるなんて。
ちょっとは見直したぞ。
チート元帥は不細工です。 @kokaja
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。チート元帥は不細工です。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます