4キレ ─ 王太子と聖女

 

 

「公爵令嬢モンティア!聖女ワリアへの非道な行い、これ以上見過ごすわけにはいかぬ!私との婚約は破棄の上、身分剥奪、僻地の修道院送りとする!」

「うふふ、良かったですわねモンティア様、処刑にならなくて。王太子の恩情に感謝して下さいね~」


 時は過ぎ、ついにやってきた卒業パーティ。

 卒業してしまえば、これからは花嫁修業が待っている。嬉し苦しい花嫁修業が。


 そんな私に、宣言する王子。

 その彼にすりよるピンク頭の女──ワリアが人を小馬鹿にした笑みを浮かべて言う。


 これがワリアかあ、ちょっとおつむが残念そうに見えるな。え、聖女になったの?いつ決まったの?初耳なんですけど。

 あとそのピンク頭を癒されるってレンディウスが言ってたけど、なるかそれ?頑張って褒めるとしたら、綿菓子みたいで美味しそうですね!ぐらいなんだけど。


 などとボケーっと考えてたら。


「き、さま……なんだその態度は!ワリアへの悪行を全く反省してないな!」

「お言葉ですが、わたくし全く身に覚えがありませんの。一体何の話でしょうか?」


 こうなる事を知ってはいたけれど、とぼけた顔で私は王子に問いかけた。


 無実の罪で断罪しようと画策してる、という情報はとっくに入っていたのだ。 

 ──バカップルが、この卒業パーティーでやらかしてくるのは分かっていたのだ。


「酷いわモンティア様!あんなに私の事を虐めていたのに……!」

「失礼ながら、わたくしはワリア様にお会いするのは今日が初めてです。勘違いではありませんか?」

「ひ~ど~い~!あんなに何度もお話ししましたのに!最初はとてもお優しい方と思っておりましたのに……あんな、あんな酷い事を!」


 そう言って、ワリアはよよよと王子に泣き崩れた。


 え~何度もお話したって何それ、どういうこと。

 私の知らない私がいるっての?何それ怖い。そこんとこ詳しく!


「可哀そうにワリア、こんなに怯えて……。守ってやれなかった私を許してくれ!」

「カルス様あぁ!!!」


 ……なんだこの三文芝居は。


 取り残された感ありありの私は、ポカンとただただ二人を見つめた。


 二人──第一王子のカルス王子と、聖女候補のワリア、を。


 なんだか物悲しげなバイオリン曲でも聞こえてきそうな雰囲気で、二人は抱きしめ合っていたのだけれど。


 バッと顔を上げて、カルス王子は私を指さした。さすな、指を。


「この悪女め!聖女をここまでコケにしておきながら無事に済むと思うなよ!?貴様には修道院でも生温い!お前のような性根の腐った女は死罪が相応しい!斬首刑にしてくれる!」


 随分とまあ酷い言われようだ。

 性根が腐ったってロールウッドにレンディウスも言ってたっけ。今年の流行語大賞でも狙ってんのそれ?


「いや、もはやこれ以上息をすることもまかりならぬ!その首、この場で即刻切り落としてくれる!」


 え、せっかくの卒業パーティなのに血の雨降らすの?他の生徒が可哀そうじゃないですか。


 どうしよっかな~と思ってたら。

 見知った声がその場に降りた。


「それぐらいにしておきなさい、兄上」


 私の背後から現れた、私の愛しい人。最愛の人。


「ラルフ……」

「ラルフ、貴様この魔女をかばい立てする気か!」


 私の声を遮って怒鳴るのはカルス王子。

 鬼の形相ってこのことね。

 大してラルフは落ち着いている。私に歩み寄り、私を二人から庇うように立つ。


 それを見たカルス王子は、眉を潜めて、得心が言った顔でニヤリと笑った。


「そうか、そうだったな。お前たちは不貞を働いていたのだったな」

「なんのことですか?」

「とぼけるな!お前とその女が頻繁に会ってる事は知っているのだぞ!それもかなり親密な関係だとな!」

「そうですね」


 否定することでもない。そんな風にアッサリとラルフは肯定する。ちょっと照れる、けど嬉しいな。


「私とモンティアは愛し合ってますよ」


 サラッと言ってのける。うう嬉し恥ずかし!


「開き直ったか!そのような悪女に誑かされるなど愚か者め!そんな女に未練はないが、私の婚約者に手を出した罪は重いぞ!王族に相応しくないお前は身分剥奪だ!」

「……誰が、誰の婚約者だって?」


 それまで冷静だったラルフの態度が急変する。

 ゴゴゴ……と何やら危険な気配を背に佇むその様に、その迫力に、カルス王子はたじろいだ。


「な、何を言ってる!モンティアは私の婚約者であることは周知の事実だろう!」

「わたくしは王太子の婚約者ですわ」

「だから私の──」

「モンティアは僕の婚約者です」


 カルス王子の言葉を遮ったのは、ラルフだ。カルス王子の婚約者、だなんて二度も聞きたくも無いのだろう。不快さを隠しもしない態度で、キッパリと言った。


「はあ!?何を言ってるのだ!頭がおかしくなったのか!?」

「おかしいのは兄上の方でしょうが」

「な、なんだと!?」

「モンティアはずっとずっと昔から──王太子である僕の、大切な婚約者ですよ」

「はああああ!?」


 カルス王子の絶叫がその場にこだました。

 あんぐりと口を開けた間抜けな顔をしてるのは、ワリアも同じだ。


「な、何を言ってるのだ、お前は!」

「兄上こそ何を言ってるんですか。王の後継は僕である事はとうに決まっていたことでしょうが」

「はあ!?」


 そう。

 一体何を勘違いしてるのやら。第一王子であるカルス王子は次期国王ではない。

 優秀だと、その才を認められたラルフ第二王子が、彼こそが次期国王なのだ。


 暗殺などのトラブルを避けるため戴冠式まで伏せられているので、これを知る者は数少ない。

 けれど当然のことながら王族は全員知っている。ラルフの婚約者である私も知っている。


 ただ一般には「王太子の婚約者」としか王家は私の事を紹介してないから、大半の者は王太子=第一王子の事だと思ってたようだけど。


 にしても、なんでカルス王子知らなかったんだろう。決まったの随分前なのに。誰か教えてあげなよ。無能だ屑だと蔑まれてたからなあ……当人は知らなかったみたいだけど。誰も教えてあげなかったんだね、可哀そうに。


 ちょっと憐みの目で見ていたら。

 蒼白な顔のカルス王子の横から出てきたのは──ワリアだ。


「そうだったんですね、ラルフ様!わたくし、貴方様は只者ではないと思っておりましたの!」


 すんごい都合いいこと言ってるんですけど。


「わ、ワリア?」


 ほら、カルス王子も困ってますよ~。


「ラルフ様、わたくし何度かお話ししたことがありますが覚えてくださってますか?」

「ああ、僕を不愉快にさせるのが上手いってことで覚えてるよ」

「え」


 うわー、ラルフの目が、目がー!

 氷より冷たいんじゃないかというような目でワリアを見てる。私でも怖くなるわ。


 一瞬ひるんだワリアだが、流石と言うべきか、真っ直ぐにその目を見返している。


「わ、わたくしもうすぐ聖女になりますの。そうしましたら、きっとモンティア様よりお役に立てると思うんです。ですからわたくしを貴方の婚約者にしていただけませんか?」


 はあ!?


 え、何言ってんのこの子。さすがに私もビックリするわ!

 てか何その「もうすぐ聖女」発言。そんなの告知されてないし、聞いてないですよ!誰情報!?


 でもラルフは動じない。さすがです、王太子。


「僕の婚約者はモンティアだけだ」

「ですから聖女であるわたくしの方が──」

「聖女はモンティアだ」











「……は?」










 すんごい沈黙の後。

 目が点になったワリアが言えたのはその一言だけ。


 同じく目が点になってるカルス王子。


 周囲も沈黙から解放されてザワザワし始めた。


「あ、今言っちゃうんですね」


 動じてないのはラルフと……私だけ。


「まあ別に隠すことでもないからね」


 肩をすくめるラルフ。

 そして私の肩を抱き寄せて、パーティ会場参加者である学園のみんなに目を向けた。


「折角だから紹介しておこう。昨日、神殿より神託があったと知らせがあった。聖女は公爵令嬢モンティアだ!」


 一際大きなざわめきが起きる。

 まあそうでしょうね。


 ワリア以外の聖女候補は大した事ないと言われてましたから。誰もがワリアが聖女だと疑いを持ちませんでした。


 実際は、注目されるのを嫌がった私の願いにより、私の存在は周知されて無かっただけだけど。


 ロールウッドの剣を受けた黒い剣。

 レンディウスを閉じ込めた空間転移魔法。

 令嬢達の声を消したあれも。


 ぜーんぶ、聖女として賜った能力だったみたいです。


 え、性格悪い聖女なんているか?

 いえいえ、聖女ですからね。道を誤った方々を懲らしめるのも私の役目。


 可哀そうな方々の腐った性根を正して差し上げたんですよ。

 ──あら、やっぱり流行語大賞狙えそうですね、これ。


 私の行いが間違っているのなら、神が私の能力を奪っているでしょうが。

 今のところ大丈夫ってことは、神にとってもオッケーってことでしょう。


「う、嘘よ……」


 呟きはワリアのものだ。

 プルプルと震えてるのは……怒りからだろうか。


「そんなの嘘よ!私がヒロインよ、私が聖女になるのよ!モンティアなんてただの悪役令嬢じゃない!断罪されて死ぬんだから!」


 え、何言ってるの、この子。ちょっと意味が分からない。頭変なの?


 ヒロイン?悪役令嬢?


「なによ、なんなのよ一体!王太子はカルス王子で、ラルフ王子は隠しキャラでしょ!?逆ハーエンディング後に進むはずだったのに!ロールウッドやレンディウスはどこ行ったのよぉ!?」


 ロールウッドは父親の命令で、魔族討伐の部隊に入れられたと聞きましたよ。なかなかいい顔付きになってきたと、父親の騎士団長から報告があったそうで。

 レンディウスは魔塔で魔術書読むのに没頭してるとか。あのプライド高かった子が真面目になったと、魔道士長が泣いて喜んでたとかどうとか。


 それを説明したら半泣きの顔をされてしまいました。なぜに。そんなに彼らのこと好きだったの?でもカルス王子と仲良かったんじゃないですか?


 お口チャックの魔法をかけた令嬢達が、そんなこと言ってたと思うんですけど。

 そう言えばあの時は、『ワリアが弟君達と懇意にしてる』とか言われてムカっとしましたね。


 王太子と勘違いされてたカルス王子の弟であるラルフ、更にはまだ幼い双子の王子達もみんなワリアと懇意にしてるとか言われたら気分悪いに決まってます。


 実際は「ワリア?だぁれ、それー?」と、双子の王子達にも全く相手にされてませんでしたが。


「嘘よ!そんなの嘘よ!」

「嘘と言われましても……」


 どう言っても信じてくれない。困ったなあ。


 どうしたものかと悩んでいると、ワリアが何かをブツブツ呟き始めた。あれは──


「ラルフ、後ろへ……」

「あんたなんか、ただの悪役令嬢なんだからあぁぁぁっっ!」


 絶叫と共に突風が吹いた。

 それはただの風じゃない。


「……っ……!」

「ラルフ!!」


 苦痛に歪んだ顔で、ラルフが倒れるように膝をついた。

 顔や手に無数の切り傷──これは……カマイタチ?


 私を庇ったラルフが血を流すのを見て、カッとなるのが分かった。

 ラルフを抱きしめるようにして、私はワリアを睨む。


「なんてことを……ラルフになんてことをするの!」

「なによ、私は聖女よ!私が聖女なんだから!怪我なんて簡単に治してやるわよ!」

「治してやるって……」


 なぜ上から目線?そして治るからって怪我させても良いわけがない。


「モンティア……僕は大丈夫だから」


 腕の中で、ラルフが苦し気な声で言う。

 私を心配させまいと無理に作った笑顔が痛々しい。


「ラルフ、すぐに治癒魔法を……」


 私の能力は攻撃系だけじゃない。防御系は勿論のこと、治癒も使える。


 呪文を唱えると、傷はすぐに塞がって痕も残らなかった。


 それでも私の怒りは収まらないけれど。


 そう、私は怒っていた。完全にキレていた。

 私を陥れようと画策した事など、もうどうでも良かった。


「許さない……」


 ラルフを傷つけた事、ただそれだけが許せなかった。


「許せない!」

「ば~か!悪役のあんたがヒロインの私に勝てるわけないだろ!!!!」


 私の怒りを鼻で笑い、醜い笑みを浮かべたワリアが再び何かを呟く。


 右手に光の玉が膨らむ。

 そして


「あんたなんか死んでしまえ!!」


 叫ぶと同時、光の玉が飛んできた──!

 おそらく当たれば即死ものの。強い攻撃が向けられる!


 でも私なら多分受け止められる。

 ちょっと危険な賭けだけど、避けたら被害は甚大だろう。私自身が痛い思いすればいいだけなのだから、と右手を前に出して受け止めようとした──が。


    スン……


「え!?」


 驚いたのはワリアだけではない。

 私も目が点になった。事態が呑み込めない。


 光の玉が私に届く前に、突如消え去ってしまったのだ。


「な、なんで……」


 焦る様子から、ワリアが何かしたわけではなさそうだ。勿論私も何もしてない。

 そして。


「────!え、なんで!」


 あたふたしながらブツブツ呟く。

 そして手をかざす。

 何度も何度も。


 けれど何も起きなかった。


「なんで……なんで魔法が使えないの!?」


 あ~そういうことか。

 合点のいった私は、ラルフと共に立ち上がった。


 そしてゆっくりとワリアに近付く。


「く、来るな!──!──!ああもう!どうして何も起こらないのよぉ!!!」

「神に見放されたようですね」

「はあ!?」

「聖女候補にあがる程の実力があったのです。貴女もまた、確かに神の祝福を受けていたはず」


 そう、聖女候補は全て神の祝福の元に魔法が行使できていた。強さを手に入れていた。

 幼い頃は普通に強い能力を持って生まれたと思っていたけれど、神の祝福がなければ凡人になっていたのだ。


 そしてその中で最も神に愛された者が聖女となる。


 聖女になれなくとも、候補に挙がった者は望めば神殿に就職という、非常に将来安泰。もしくは聖女候補はとても人気があるので、嫁の貰い手にも事欠かない。高位貴族に嫁ぐ者も多い。


 聖女候補は下手な小細工なしでも、安定した生涯を過ごせるはずだったのに。


 ワリアは欲張りすぎた。


「神に見放された貴女には、何の価値もありませんねえ」

「う、嘘よ……そんな馬鹿な事が……。ゲームは……原作ではそんなこと……」


 うーん、相変わらず何言ってるのか理解できないですが。


 とりあえず、これだけはやっておかないといけませんね。


 コツ……


 歩み寄った私は、ワリアの目の前に立った。


「……な、何よ!」


 必死で強がり言えるなんて、まだまだ余裕ですね。


 スッと私はワリアに顔を近づける。その距離10cm。


「私を陥れようとした、お馬鹿で愚かなワリアさん。残念ながら、貴女はここで終わりです。ラルフを傷つけた罪、死をもって償ってください」

「な……!」


 王太子を傷つけたんです。聖女を殺そうとしたんです。

 本来なら1年ほどの長期拷問の末に斬首──が通常なんですけどね。さすがにそれはちょっと可哀そうなんで。


 私は情け深い聖女ですから。


「ちょっと苦しいですけど……まあ1年の拷問に比べれば一瞬です。楽に殺してあげますね」

「────ひ!!!!」


 にっっっこり。

 はたから見ればさぞや慈愛に満ちた笑顔だったことでしょう。


 私は呪文と共に、彼女の額をツンと突いた。それだけで全ては終わる。

 今からきっかり一時間後に術は発動する。


 彼女は三日三晩、のたうち回るような激痛と苦しみを味わい、そして全身の血を流して死ぬのだ。


 長期の拷問に比べてなんと楽なことか。これ程までに慈愛に満ちた処刑があるだろうか。


 クルッと振り返ってラルフの元へ戻った私は、彼の腕に自身の腕を絡めた。


 それが合図。


「連れて行け」


 ラルフの命令と同時に衛兵たちが現れて、放心状態のワリアを連れて行った。


「ワリア!ワリアをどうする気だ!!」


 その時、ずっと放心したように棒立ちで無言だったカルス王子が、はじかれたように叫んだ。


「兄上」

「ラルフ!貴様正気か!?そのような腐りきった女が聖女だと!?そんなわけが……」

「言いたいことはそれだけですか?」


 冷気が吹くような冷たい声音に、カルス王子はビクッとなって黙り込んだ。


「兄上には心底失望しましたよ。まさかモンティアを陥れようとするなんて。僕が即位したら、兄上はどこかの高位貴族の婿養子にでも、と話があったんですけどね。さすがに聖女を陥れるのはまずい」


 僕でももう庇いきれません。


 庇う気など全くないだろうに。

 淡々と言ってのけるラルフに、私は苦笑する。


「兄上は身分剥奪。平民として生きてもらいます」

「な!?そ、そんなことが……!」

「父上も母上もとうに兄上を見放しておいでですよ。僕の一存で処遇を決めてよいと言われておりますので」

「な、な……」

「死罪にならないだけ、ありがたいと思ってもらいたいですね」


 それが弟としての最後の恩情であるかのように。

 話はこれで終わりだと告げるように。


 ラルフは私を連れてその場を後にした。


 絶叫が背後で響いていたけれど、私たちは振り返らなかった。









「やれやれ、大変な卒業パーティーだったね」

「はい。卒業生の皆さんには悪いことをしましたわ」

「また後日、改めてパーティーを開くとしよう」


 その提案はとっても嬉しい。友人達ともちゃんと話せなかったのだもの。


 だって、卒業してしまったら、私は──


「その場で僕達の婚約披露もしようね」

「え……」


 そうだ。正式なお披露目をしてなかったのだ。卒業してからとは聞いてたけど、これから聖女としての仕事や花嫁修行で忙しくなるなあとばかり考えてたから、すっかり忘れてた。


「やっと堂々と皆に言える。モンティアは僕の、大切で愛しい婚約者だと」

「ら、ラルフ……」


 誰も見てないとはいえ、ちょっと恥ずかしいんですが!


「これからお互い忙しくてなかなか時間をとれなくなるからね。今夜は離さないよ」


 そうして顔を近付けてくるラルフに。

 抵抗するのをあきらめて、私はそっと目を閉じるのだった。






 その後。


 即位したラルフ王は、歴史に名を残す程に偉大な英雄王と称えられる事となる。

 そしてその横には、聖女が常に寄り添っていた。


 彼女は正義を愛し悪しきを憎む、勧善懲悪を貫いた聖女として、後々まで語られるのであった。




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悪役令嬢がキレる時 リオール @rio-ru

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