2021.07.31 真剣勝負かプロレスか
娘ちゃんが言ってました。世界規模だけど、やってることは大運動会だから、食いついて見てるのは親と親戚だけだと。
そんなことはない(笑)、普通に皆さん楽しんでおります。ただ、親目線までいなかくても同郷だとか親しみを持った選手を応援したくはなります。
小説も同じだと思います。キャラクターが頑張っていようが仲間が死のうが、応援していなければ痛くも痒くもないです。
所詮作り物なので同じというのは乱暴かもしれません。でも親くらいの目線でキャラクターを愛してしまえば、スポーツ観戦もアニメも小説も、アドレナリンの出まくる爆裂エンターテイメントに変貌する……という部分において類似している気がするんです。
まあ、魅力的なキャラクターなら子猫いっぴき拾っただけで壮大な作品になりえるというわけですね。
家族や知人が事故にあって無事だったなら、それだけで興味津々な物語ですから。新作より愛着のあるキャラクターでのんびり書いてみるのもいいかもしれません。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219122472294
そんなわけで「改造手術」の続きを書いてます。こちらをどうぞ、宣伝でございました。
話はかわりますが、先日、派遣販売員さんの息子さんがコロナで陽性になりました。
かなり増えてます。喉が痛くて熱がさがらず、同居している家族は大変な思いだと知りました。療養する宿の手配にも四、五日はかかるそうです。
問題は家族も濃厚接触者に特定されるため、二週間の自宅待機、隔離になることです。当然、まったく症状がなくてもPCR検査をするわけですが、これもまた四、五日待たされます。
しわ寄せはやってきますよね。これがコロナの怖いところ。ワクチンがあれば、ただの風邪論もありますけど、そうじゃない。
現時点では、患ってしまうか濃厚接触者になれば二週間は完全版無職転生になるというルールがあるということ。
この縛りがある以上、感染拡大すれば仕事も経済も会社も人間関係も、すべて止まります。その仕事は誰かがやりますが、弱小企業では仕事自体が無くなる可能性すらあります。
空いた販売員は補充しますが、マージンもかかれば仕事内容もレクチャーしなければなりません。売上は確実に落ちるのに経費と膨大な手間がかかります。誰がやんの?
自宅から二時間かかる取引先に伺って催事の撤去作業や返品入れ替えの作業。今日だって都内に出社なんかさせないで欲しいです。
マスクに手洗い、うがいに消毒。サービス業ほど、まじめに自粛している人たちも居ないんじゃないかと思いますが、現場で頑張っている人たちほどリスクが高い。
接客や仕事を頑張れば頑張るほどリスクがあがる。一方では、緊急時といって時間短縮、在社してのんびりしている人たち。あんたらは感染しようがないでしょ、働きなさいよ。
実際に楽な人たちほど楽をして、大変な人ほど大変になるという構図がうまれているような気がしています。コロナ禍もオリパラ祭りも、どこかプロレスを見せられている感覚がしてしまうんです。
俺は言いたい。感染は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんです。どうして現場に血が流れるんだ。すみません、本当に言いたいだけの事をいうっていうギャグです(笑)
死にゃしないよ。無職? 日本は生活保護もあるし、仕事だってなんとかなるよ。なんて、本当にみんなそれでいいんですかね。
自営業もだめ、百貨店もだめ、そこに卸してるうちみたいな中小企業もだめだめ。少し、現状を客観的に見たほうがよさそう。
あまり深刻にならず、前向きに生きたい。なんでもフィルターにかけて見てしまいがちなんだ、俺は。だいだいのことはあらかじめ決まっていて自分の力だけではどうにもならないと諦めてしまう。
どこまでが真剣勝負で、どこからがプロレスなのか。携帯の機種変の説明が長いのも、わざとそうしているのかもしれない。
取引先から撤退するよう申し入れがあって落ち込んでいたが、結果によっては人件費の削減でプラスになるんじゃないか、とも考える。コロナだから。
疑りはじめたら、分からなくなってきた。人間は本能的にプロレスをしてしまう生き物だと信じているのかもしれない。
何故なら他人のセックスさえもプロレスだと感じることがあるからだ。わざと相手の技にかかったり、やめてといいながらの予定調和だったり。ちょっと引っ張っただけで都合のいい姿勢になったり(笑)。
あ、面白い話になってきた。少しでも人生を前向きに生きる、なんかのヒントになればいいなぁ、なんてことを考えています。
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