2021.08.10 自宅療養は無理ゲー

 先日の追記です。今回は「自宅療養」種目の過酷さを、2つの分類で解説します。


 1つ目が「日常生活ラン」。24時間自由に家内を滑走し、トリックを決めていくなかで難易度や速さ、スピードが重視される科目です。入浴やトイレ、使用後のクリーンアップが最重要課題になります。


 もう1つが「食事トリック」。ここでは、1回のメニューの完成度を競います。食事には型がないので、自由なメニューの組み合わせが生まれやすく、栄養面だけでなく見た目やバランスも加点対象とされます。


 レトルトと呼ばれる家事の済ませ方や、家族で入浴に踏み切る順番デッキが、先側(ノーズ)か後側(テール)なのかでも大きく得点は変わります。基本的に先手先手で踏み切る技のほうが難易度が高く、使用後の換気やタオル交換では大技が期待出来ます。


 上記の「ラン」を2本、「ベストトリック」を5本挑戦し、計7本の中で得点の高い4本を合計して点数が決まっていくのが基本ルールです。


 自宅療養界にとって記念すべき最初のオリンピックで、日本が開催地である地元で優勝するという後世にも語り継がれるようなドラマチックな結果となりました。


 冗談はさておき。PCR検査をしてもらうのに4~5日待ち。療養所に行くまでも4~5日はかかりますと保健所、連絡待ちの生活から自宅療養になる家庭が増えています。


 お休み中のとある販売員さんと電話で話すと、ワクチンも接種しているので重症化もしないようす。息子を部屋に監禁してます(笑)、なんつって笑ってました。


 二次感染しないで、二週間後には復帰してくれるかなって思いました。思いたいとしか言えないですけど。



 無理ゲーでした。もともと自宅療養なんて無理なんです、絶対にうつりますよ。感染力すごいって言ってますやん。


 結局、弟さんも感染うつって三人で自宅療養。順番に掛かっているので一ヶ月の監禁生活。もっとかもしれません。その間、社会保障が出るのかもはっきりしません。でたとしても60%って聞いてます。


 療養所も入れなくて家族でじっとしているしかないわけです。その間、仕事を空けるわけにもいかないので派遣会社に依頼、紹介手数料やらマージンやら高くつくわりに仕事も一から教えなくちゃならない。


 百○店は従業員も激減しているし、そもそもメーカーに全部やらせようとする体制なので、棚卸しやラック1本の撤去まで、誰がやるんですか? って聞いてくる始末です。


 更に請求される消毒業者の代金。はい、信じられないですが、メーカー持ちなんですね。平均して20万位は請求されるそうです。


 職場感染じゃないから……とか、息子さんが熱だして病院行ったのに出勤した……とか、反論の余地はありません。


 どのみち翌日には売場を開けるので、時間もありません。値段はいいなりです。もしかしたら高い業者しか選べないのかもしれません。


 地獄絵図だと思います。カネがじゃぶじゃぶ出ていくし、先も見えません。少しはお休みしてくれたらいいのに、とすら思います。


 ロックダウンが現実味をおびてきました。沖縄や北海道だけでも島民一斉にワクチンをうって完全にコロナを締め出せないのか、やってみて欲しいですよね。離島からでも。


 あいつら、すぐに変異するから反撃の隙を与えないやり方しかないでしょう。国家規模で一斉にコロナを撲滅するプロジェクト。まさに国民が一丸となって挑む平和の祭典をやるべきなんです。


 キツめの冗談のような、スケボー競技パロディネタを書きましたが、まんざらでもありません、実際にどんな生活になるかモニターして検証したらいいんじゃないかと思います。


 超難易度のウルトラC(古い)が飛び出すかもしれません。ほとんど無知の妄想みたいな話になりましたが、守りに入った生活が長すぎて、忘れてしまいたくないからです。


 若者ほど感じているかもしれません。いつ反撃するのか、いつ攻めの姿勢になるべきか。すぐ近くに迫っているはずだと。

    

         ※


 追記。消毒代は免除になりました。理由は謎ですが、会社で「20万稼ぐのにどれだけ大変か分かってるか」とか「店行って回収してこいよ」と言われたのは本当にムカつきました。




 


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