今日から一緒に暮らし始める二人の話です。
読めば思わず「きゅんきゅ~ん!」ってしちゃいます。
隅から隅まで、きゅんっ(* >ω< *) が詰まっています!
まずね、エピソードタイトルですよ。
「暮らすだけなら暮らせるけどできれば愛をもって暮らしたい」
愛! 愛ですね~!
ここですでに「きゅんっ!(* >ω< *)」となりました。
そして、本文の冒頭にずらりと並ぶ道具の名前。
おそらく「二人で暮らすのに必要なもの」をリストアップしているのでしょうね。
もう、これを眺めているだけでドラマを感じます。ユニークな表現だなあって思いました。
じっくり眺めていると、たまに「おっ、これは?」と思うようなものも入っているのが面白い。これから始まる二人の生活や、二人がどんな人物なのかなど、などいろいろ想像が膨らみます。
人によって「きゅんっ!(* >ω< *)」とくるポイントはいろいろだと思いますが、私が一番「きゅんっ」としたのは花を買うシーン!
お店の人に「お供えの花?」って聞かれて、その答えがすごくいい!
だってこんなのもう惚気じゃないですかぁ!w
(*ノωノ) イヤン
さて、ここまでは今日から暮らし始めた二人がイチャついて(?)いるだけの話なのですが、ここからが真骨頂です!
ヒロインが心の中で感情を吐露するシーン。
「恥ずかしいんだよ」という言葉。それまで「微笑ましいな」と思っていた物語が、たった一言で大きく変化するのを感じました。
……あっ、そうか! は、恥ずかしいんだね!
そうだよね! 初めてのふたりぐらしだものね!
あっ、なんかこっちまで恥ずかしくなってきちゃった///
そして、改めて読み返してみるとひとつ気付いたことがありました。
「ぬりぬりぬり・・・・・」というセリフ。
ペディキュアを塗っているときのセリフなのですが、最初は「なんで口でぬりぬり言ってるんだろう?」と首を傾げました。
でもでも、わかっちゃいました!
これはきっとあれですね! 照れ隠しでわざと声に出してるんでしょうねっ!
そうしないと、照れくさくて間が持たないから……!
ここも「きゅんきゅ~ん!(* >ω< *)」となったポイントでした!
そして物語はクライマックスへ……!
ああ、もう、にやにやが止まりません……!
最後の三行に、激しく悶えました!
大好きな人と一緒に暮らしはじめる最初の夜を追体験できる、とても「きゅんきゅんっ」とする作品でした。ごちそうさまです!
テンション高めのレビュー、失礼しました。
m(_ _)m