ユキノシタツバサ流小説の書き方論

言葉のマンネリを防ぐ

文字のニュアンスでは文字が読み手に与える印象を説明しましたが、今回は文字のニュアンスを利用して言葉のマンネリ化を防ぐ方法を教えます。

言葉のマンネリといえば頭に思い浮かぶ、言ったとかその瞬間とか。

文章を書いているとつい使ってしまいがちですよね。

では”文字のエッセンスを分解分析して違う言葉に変えてしまえばいい”

言ったとかは「」で補えるので省いていいとは思いますが、一瞬はどうすればいいでしょうか」。

では分解してみます。

①言葉が与える五感を汲み取る

一瞬 - > 緊張　-> フラッシュ

②緊張感とフラッシュを別の言葉で補う

緊張感-> 息をのむを使うことで緊張を表す

フラッシュ-> 「太陽」「まぶしく感じた」などのキーワードを用いて表す

どうでしょう、私の言葉がさっぱり理解できない人もいるかもしれません。 そんな人はいったん読者として読書をすることをお勧めします。自分がどんな言葉にどんな五感を感じているのか考えながら読むといいでしょう。