「石川五右衛門の話」
37.権兵衛さんうるさい。
「調子に乗りすぎだ!
これは・・・
わたしは、
笑いがひと段落すると、ちぃちゃいゴリラで、金色の服着た豊臣秀吉の
「ほな、次いこか〜」
そう言うと、畳の上を「ツィー」ってスベって行った
「時間的にも、これが本日最後の話ととなりますな?」
「やな!」
そう言うと、関白はんは、すぐにサイコロを投げました。
サイコロは、てんてんと転がって、「
「わしかぁ−ーー! うーん、どないしょう・・・」
「
「うーん、そうかぁ?」
嬉しさがにじみ出てモジモジしている
「では、有志にて語り部を募ってはいかがでしょう?」
「おぉ! そらええな!」
「誰かぁ話したいヤツおるかーーーーー!?」
「はぁーい!!(じゃらら・・・)」
お客さんの中から元気な声がして、元気よく立ち上がった人がいました。
「おぉ!
「もちろんでございます!!(じゃらら・・・)」
「そうかぁ! じゃあ、こっちこい!」
「ははぁ!(じゃらら・・・)」
そう言うと、
元気だから若い人なのかな? って思ってたら、結構なおじさんでした。
じゃらら・・・じゃらら・・・じゃらら・・・
結構なおじさんの
じゃらら・・・じゃらら・・・じゃらら・・・
・
・
・
なんで??
・
・
・
じゃらら・・・って鈴がなりました。
続いて、
じゃらら・・・って鈴がなりました。
今度は立て続けに、
じゃら、じゃら、じゃら、じゃららっ・・・って鈴がなりました。
「
「やぁかましいわ! ボケぇ!!」
「そのうっとうしい服、脱いでからしゃべれ!!!」
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