「エライお人の子供の話」
17.学もコネもありまへん。
「・・・こうして、イジワル爺さんは、コブがふたつになりましたとさ」
大阪城は、あったかい笑いと共に、拍手に包まれました。
わたしは思いました。よかった。地獄から戻ってこれた。
「いやいや、
わたしは、やっぱり戦国時代の人は優しい、思いました。カカシの
「さー次行こうかー!」
イジワルな
サイコロは、てんてんと転がって、「
「
「私は坊さんですが、皆さんのように、学もコネもありまへん。学もコネもなーーーーんもない、私のような愚かな人間は、とてもとてもオモロイ話など考えることできまへん。せやから、昔おったエライ
わたしは、ニコニコしながら
・・・でも、多分やけど、学もコネも何もない言うんは「カシコイ」言う意味なんやと思います。
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