「お話の題名を考える話」
07.三成さんはエライ。話は、ながおもんない。
「・・・今度、
「頼むで
「え〜! いやですー!」
わたしは、いつもは「笑ってたらどうにかなるかな」と思ってニコニコしてるけど、嫌なことは、ハッキリ断るようにしてます。特に、事務所を通さないえらい人のお誘いは、キッパリ断るよう、マネージャーから、めっちゃキツく言われています。
「では、ソロリちゃんに悪い虫がつかないように、バナナの宛先は、
童顔で、顔のパーツが中心に寄った、
「・・・ま、ねねの所でもええわ、でもホンマ頼むで
「うん、
わたしは、ちぃちゃいゴリラの
「ほな! 次いこか!」
サイコロは、てんてんと転がって、「
「
「ハッ!」
さっきサイコロを、
口と鼻の間に、おっきいホクロがある
あと、金にガメつくて、
「では、それがしは、
「あぁ! それ、あっかん!」
わたしは、三成さんが、あっかんこと言うたので、あっかん思って、思わず「あっかん!」て、大声出しました。
三成さんが、ムッとした顔でわたしを見ています。
「その言葉、言うたらあっかんて、プロデューサーさんが言うとった!」
「プロデューサーさん!?」
三成さんが、目を見開いてこっちを見てます。
・・・コワイ。
「プロデューサーさんが、あっかんて言うてました。
「制作局長!?」
三成さんが、目を見開いて圧かけてきます・・・ほんまコワイ。
「ダメだよ〜、ソロリちゃん怖がらせたら」
あっかんこと言った
「ソロリちゃんが、制作局長にしばかれる?
そんなこと、ありえぬであろう! そんな
あっかんこと言った
「プロデューサーというのは、ソロリちゃんが出ていた、
そして
あっかんこと言った
「それがしは、あらゆる
この『すべらない話』も、それがしが仕切った
あっかんこと言った
めっちゃ、あっかんくらい、目を見開いて、めっちゃ、あっかんくらいつめよってきました。
わたしは、
そして、わたしは思いました。
けど、話は、ながおもんない。
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