第10話 夏休み
長い夏休みが始まった 現在8月9日
そして俺は、午前9時に目が覚めた
パッと見、健康的な生活を送っているように
見えるかもしれない、しかし違う
ただただ暑くて目が覚めたのだ
道路のアスファルトは、もう少しで燃えるんじゃないかという位に暑くなっている
女子高生は、小型の扇風機を手にもち、
部活動に参加している生徒は、今日も
ひたむきに練習している。
そしてこの家のエアコンは、とうに
死んでしまっている。
やべ、死ぬー
俺は、残り少ない力を振り絞って扇風機の
スイッチを入れて冷蔵庫からアイスを
取り出してペロッと舐めた
なんだか本当に生き返ったみたいだ
俺は、ただ夏休みが平和に終わってくれれば
正直なんでもいいなんて、どっかの主人公
みたいなセリフを頭に思い浮かべながら
夏休みを、実感していた。
机を見ると宿題の束が積んである。
たまには、早くやるのもいいかな
柄にもなく俺は、少しずつ宿題に手をつけ始めた。
特に夏休みやることもないしお金も
使いたくないしなー
「zzz」
「ん?」
あー、俺は、眠ってしまっていたのか
気がつけば夜の7時になっていた
そういや、もう冷蔵庫の中空っぽだなー
俺は、満を持して財布だけ入ったリュックを
片方の肩にかけてコンビニへと向かった
ようやくコンビニが見えてきた
「あれは、」
星野だ、、奇遇にしては、運が悪い
前のこともあって気まずい
コンビニの入り口で星野は、俺の前で
足を止めて俺に言った
星野「気を付けた方がいいわよ」
俺「は?」
その時、バターン、バキューン
建物が、倒れる音、銃声、人々の悲鳴
いろんなものが同時に聞こえて
俺の脳は、処理に追い付いて行けなかった
星野「奴らの仕業よ」
俺「まさか!」
あの時の最悪な記憶が蘇る
次回は、最終回です
時空間と能力都市 kuroisyounen @kuroisyounen
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