16日 オーエンとミノリ 『指から唐揚げ』
「え、十六? 年上? 成人?」
目の前の少女は小さくて幼く見えて、最初に見付けた時だって、それこそ子供のように泣いていた。
「ニホンだと成人は
オーエンはミノリを見る。小さな顔に大きな瞳、小さな唇。
結婚。そうだ、誰かが求婚するかもしれない。年齢は隠させないと。
(140文字・ルビ除く)
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『異世界転移で指から唐揚げが出るようになった俺が唐揚げを作って食べるまで』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897932535
ミノリが異世界転移したのは16の時で、その時オーエンは15でした。森の民の成人年齢は16です。
この時点でミノリは身長が150センチないくらいです。本編時点で152センチ。背はあまり伸びませんでした。
もともと小柄な上に森の民は背の高い人が多いのと、可愛らしい系の童顔気味の顔立ちのせいで、森の民からは子供みたいに見えるようです。
ちなみにオーエンは、この時点で170超えてるんじゃないかな。本編時点では187センチです。
森の民には誕生日という概念はなくて、巣篭もりを終えて春を迎えるとみんな年が一つ上がる感じなので、年上年下の正確なところはどうなんでしょうね。
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