使徒
使徒について
光輝の王、冥漠の王に生み出された守護者や生み出されたものの捨てられた者たちの総称である。ここに王の化身と彼らから血肉を与えられた者は含まれない。滄劉に存在する神々やその眷属たちは全て使徒である。
守護者について
王によって産み落とされた、世界を支える存在である。三種族と違い、食物ではなく王の力を糧に生きていく。
概念の数だけ守護者の中で分岐してはいるものの、数自体は膨大に存在する。生まれた瞬間は卵の姿でこの世にあり、そこから孵化した後に揺り籠と呼ばれる場所で育てられる。そこから選別され、一部は邪神や悪魔などと呼ばれて切り捨てられてしまう。その瞬間から王の庇護下を外れるため、同じ守護者や他の神々、竜族など様々な存在に目を付けられることとなるため成体まで生きられる個体は少ない。滄劉に逃れることができれば海の始祖によって庇護され、王の力の代わりに人々の信仰心を糧に生きるようになる。
また、生まれたときから守護者であった者が殆どではあるが、死を迎える寸前の守護者から座を受け渡されることにより三種族が守護者へ至ることもある。
彼らの権能として王の力である奇跡を扱うことができる他、竜魔族の枷を強制的に作動させることが可能である。ただし、捨てられた守護者は奇跡を扱うことはできても枷を作動させる術は持たない。これは守護者が守護者として育ち切った際に教えられるものであるからだ。
外見
生物的な見た目から機械的な見た目、はたまた形容しがたい見た目をしたものまで多種多様である。ただ、大抵は王が人々の元に伝達者として遣わすために生み出した存在であるため人型になれる個体が多い。
眷属との違い
王の化身たる存在の血肉を食らい、種族が変わってしまった存在においては使徒ではなく王の眷属という存在になる。彼らは守護者ではなくむしろ後天的に王の化身になった者といえる存在であり、故に眷属は操ることのできる力も使徒たちより強大である。無論、純正な化身である白星の魔術師、黒空の魔術師に比べると力は劣るが。
設定集 ゆずねこ。 @Sitrus06
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