特殊な能力や立場がありながらも、決してヒーローでも英雄でもない、むしろ虐げられし者を主人公サイドにして書くのが、作風であり作者のこだわりなのだと思いました。
今回の、良い意味で昭和的な貧乏くさい描写が良かったです。
なぜ良い意味で昭和的かと言うと、そこに悲惨さよりも人情を感じるからです。
死神という超自然的存在を書きながら、現実の非正規雇用の人々と地続きのような、そんな世界観が特徴かと思いました。
ぼちぼち読みに行きますので、気長にお待ちくださいませ。
作者からの返信
ありがとうございます。
分け合う事とか思い遣る事とか。以前は正しい事とされていたけれど、今では嘲笑される場合もある事に焦点を当てたいと思っています。食事のシーンに力を入れたいですが、それにしてもスマートとかスノッブとかとは無縁のものを…と。
非正規の死神は、非正規の公務員をイメージしてました。八頭自身の本業も、イメージしているのは技術系公務員だったりします。
ううむ……危険な予感💧
作者からの返信
ありがとうございます。
非正規ですから、権限は相当、制限されてしまうのです…。
非正規職。非正規行動。死して屍拾う者なし。なおこのテープは自動的に消滅する。
傍から見るからカッコいいのであって、いざ当事者ともなると大変ゴニョゴニョなことになりますね。
それはそれとしてアズマは可愛いし理解あるようですが、ご近所との馴染みようとも相まって大変ほっこり素敵な関係。
不穏とほっこりの同居、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
身分の保証って最低限の条件であると共に、なくなると相当、ヤバいんですよね…。パスポートに、国の名において保護を依頼する文章があるの、伊達ではない訳で…。
アズマは、平和と平穏を愛する、大人しい子なのです。人間の年齢でいうと一桁半ばくらいをイメージしてます。