第4話父side俺の息子がおかしくなってしまった。とりあえず重税(解体)を課そう。
とりあえず粗方聞いた。
なんてことをしてくれたんだ!!!!
ハキムはアルフム公爵家次期当主だぞ。そんな息子に良くも女にトラウマを与えるような真似を....ユルサナイユルサナイユルサナイ...
いったん息子の部屋を出て執事を呼ぶ。
「アルムンド!騎士団長と私兵長を呼べ。それから今日付けでハキムを代官から免職する。其れと徴税局長を呼べ!」
「はっはいッッ!承知いたしました!」
さて、奴らをどうしてくれようか!
「今日も平穏じゃな」
村長は呑気に嘆いていた。
そんな呑気な村長のもとに一報が届く。
「村長!この村に公爵さまがお越しになるということです。」
「なに?.....すぐに歓迎する準備を始めるのじゃ」
こんな辺境の村にいったい何の用か。
そういえば最近代官様をお見かけになられない。もしやそのことか?
「ようこそ辺境の村へ。何もないところですがどうぞお寛ぎください」
「やぁ村長殿。今回訪問したのは寛ぐためではないのだ。騎士団長、この村の周りを閉鎖しろ。私兵長、村人を女、男、子供、老人に分けてひっ捕らえよ」
「「はっ」」
「取り囲め!誰も逃すな!」
「見つけ次第縄に懸けろ!逃げる者には多少手を上げてもいい!」
一体どういうことか。村長は理解ができなかった。
「徴税官は速やかに徴税を執行しろ」
「畏まりました」
徴税官は村の価値がある者を確認していき差し押さえする。
「一体どういうことなのですか?なぜ...」
「なぜだと?人を貶しよって何をッ!」
村に悲鳴や怒号が響く。
「なぜですか領主さま!?なぜ私たちがこのような目に!!」
「いやぁぁぁぁぁッ!」
「お母さん!!お父さん!!」
「なんでだ!なんでだ!」
そしてシニガが叫ぶ。
「村を焼き払えッ!今日でこの村は解体だッッ!」
周りにいた私兵たちが家屋などに火を放つ。
「あぁッッ我々の村がッ!」
そしてシニガは村のはずれに野営をしテントに騎士団長と私兵長を呼んだ。
「女は領都の牢獄に入れて丁重に扱え。男は犯罪奴隷行だ。そして子供と老人だが、子供も男児、女児に分け女児は先ほどのように牢獄に入れておけ、男児は孤児院にでも入れておけ。老人はしらん。放っておいていいだろう。」
「「はっ」」
まぁ女の対処はハキムの苗床にでもすればいいだろう。
ふふふッははははッッ!
貴族の嫡男。女嫌いになる。 @kokaja
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