10年前。再会を誓ったあの子は狐っ娘神様

最終回

　………おや？何やらものすごく時系列が飛んでいる気が…………まぁいいか。

　あれから高校へと進学した俺と狐白なのだが、特にまぁ、なんの事件もなく終わった。うん、まぁ普通の公立高校だしね。

　少しアレだったのが、ブラコンである俺の妹なのだが……俺が狐白を連れて家に帰った時に、物凄い荒れた。

「お兄ちゃんが取られちゃぅぅぅぅ！！！」とか、「お兄ちゃん行っちゃやだァァァ！！」とか………なんか小姑みたいな感じで俺と狐白の仲をなかなか認めなかったが、ある日を境に、これってお姉ちゃんにも甘えれるのでは！？という思考回路になった妹。ブラコンだったが、簡単にシスコンにもなった。恐るべし。今では兄にも甘えれるし、姉にも甘えられて一石二鳥だね！とか言ってた。

　そして、俺は神様の一員になった。

　うん、なんでやねんとか思うだろうけど、ほら？狐白って神様の娘なのよ？狐っ娘神様なのよ。

　だから狐の嫁入りならぬ、狐の婿入りをすることになり、なんと現人神になりました。まじかよ……。

　神と契りを結んだことにより、寿命が無くなった。これで娘と一生イチャイチャできるねとお義父さんがドヤ顔で行っていた。それまじすか？

　あ、１回狐白がびっくりして、「にゃっ！？」って言った時に、猫やんけって言ったらーーー

「き、狐です！」

　って返ってきたよ。それだけ。

　おわりんこ。

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　はい。唐突な最終回です。

　気づいたんです。

「………あれ？この題名からして無理してながくする必要なくね……？」と。

　ということなので、これで『10年前、再会を誓ったあの子は狐っ娘神様』を終わらせていただきます。

　まぁ元々そんなに長く続ける予定もなかったですし。

　新作は、しばらく出す予定はないです。