第7話 2日目……

 この物語を書いているの令和2年12月3日である。

 そうカクヨムコン3日目である。


 もう、3日目の朝にして心が折れた…………

 カクヨムコンは、読者選考と分かっていたが…………さすがに、ここまで読まれないとは思っていなかった。

 カクヨムコンはお祭り、そう、盛大なお祭りだからこそ、今まで来なかった読者も読みに来るもんだと思っていた。


 ……甘かった。


 お祭りはお祭りでも、学園祭だった……


 その学園祭も、大学の学園祭の規模でなく、中学校の学園祭である……


 有名中学校の学園祭ともなれば、イベントや、有名な出店も出てくる。近所のおっちゃん、おばちゃんもそれを目当てに集まってくるのだろう。しかし、しょせんは中学校の学祭である。お客さんのほとんどは、学校内の学生同士である。


「うぁ~、ミイちゃん、おはよぉ! お店に来てくれたんだぁ! ありがとう♥」


 このノリである。


 私は、勘違いをしていた。

「一人でもいい! 俺は、大人の客に俺の激辛カレーを食わしてやる!」

 鼻息荒く息まいて……

 バカだ……

 周りを見てみろ……中学生の学祭だというのに……

 一切、友達を作らずに、せっせとカレーの仕込みをしていた。

 今度のは、少し味に自信がある。

 前の作品より格段に味が上がっているはずだ!

 一口食えば、止まらない!

 やみつきの味のはず!

 ばかだ……本当に馬鹿だ……

 友達を作っていないから、誰も食べに来やしない。

 カレーがぐつぐつとむなしい音を立てている。


 いや、この学祭に大人の客はいるのかもしれない。だが、それは、大人たち自身の目的の店に一直線。

 校舎裏の人気のないところに立てた激辛カレー屋のテントの店など、気づくわけもないのである。

 今にして思えば、至極、当然の事であった。


 その事実に気づいた私は、一人、鍋の前で、涙を流しているのだ。



 さて、2日目の「俺ハレ」と「Go home!」の戦況を見てみよう。


「俺ハレ」2日目ステータス

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897447174

 フォロワー409 → 408  カクコン開始時~-1   前日比 -1

 ★257 → 257        カクコン開始時~0   前日比 0

 ♥8,367 → 8,388       カクコン開始時~+21  前日比 +21 

 PV39,658 → 39,739     カクコン開始時~+628 前日比 +87


「Go home!」2日目ステータス

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054921496042

 フォロワー9 → 10  前日比 +1

 ★14 → 17      前日比 +3 

 ♥73 → 99      前日比 +26 

 PV104 → 188    前日比 +84 


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

★をつけていただいた作者様 ありがとうございます。

作者 真木ハヌイ さま

作者ページは↓です。ぜひ皆さん、読みに行ってください。

https://kakuyomu.jp/users/magihanui2020

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

作者紹介は勝手に掲載しております。

もし、掲載しては困ると言う方は、コメント欄にてお知らせください。

早急に削除させていただきます。


 さて、話を戻そう。

 現状は、もう目も当てられない状態だ。

「俺ハレ」のフォロワーに至ってはマイナスである。カクヨムコンでマイナスになったら、どうなるのだろう? 周回遅れでトップとか?

 一番悲惨な状態はPVである。ここ最近、調子がいいなと思っていたが、いつも通りの「俺ハレ」のPV100以下に戻ってきてしまった。

 この原因は、まず、カクヨムのTOPページへの表示が極端に少なくなったことだろう。

 次に、毎日更新はかけているものの、カクヨムコンの影響か、作品数が多くなっている。現在、更新におけるトップページに掲載される時間は1~2分長くても3分だ。この間に、このトップページを見て、私のページに来る人などありはしない。いたとしても、それはコンテストの全期間を通して、数人いれば、凄いラッキーな部類ではないだろうか。何せ、一瞬の出会いである。まさにひとめぼれ! こんな甘酸っぱい出会い。私にはなかった。そして、これからもないだろう。

 そして、決定的な理由は、作者さんたちが閲覧に来なくなったことであると思われる。カクヨムコンは★の数が重要である。今まで、私のページに来てくださっていた作者様も、より親密な方のページを読むのに忙しい。その上、レビューやらコメントやらを書かなければならないとなると、それはかなりの時間が必要と思われる。その証拠に「Go home!」でも同じような結果になっているが、♥の数が激減しているのである。私のページでは読み専さんは♥を押してくれない。押してくれるのは作者様だけである。と言うことは、「俺ハレ」で♥を押してくれているのは作者様と言う事だろう(もう、どこの♥が増えたのか分からないので、それが誰のものなのかは実際は不明である。)。前日のデータを取ってなかったのが悔やまれるが、「Go home!」の状況を考えても、作者様の閲覧は少なくなっていることは間違いないだろう。

 だが、悲惨な状況だけではない。このような状況下においても、「俺ハレ」のPVが87あるのである。このPVは明らかに「俺ハレ」を読みに来てくださっているのだ。まさに、私にとっては宝物。確実に読みに来てくれている人がいるという証左なのだ。

 今心が折れた私にとって、唯一小説を書こうというモチベーションはこの人たちだけなのだ。

 この、数少ないファンのために「俺ハレ」を書き続けよう。この人たちが、読みに来てくれている限り続けよう。


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