第1話:コメットは二度寝した
朝日を浴び、背伸びをしようと彼女、コメット・ホウプスは目を覚ました。
しかし、どうもベッドが狭く感じ横を振り向けば…
コメット「…。」
スヤスヤと寝ている彼、イグニスがいた。
昨晩は酷く疲れていたのか、いつもなら朝早くに外に出てランニングなどをしているが、今日はまだ目覚めない。
コメット「……マジで寝てる。」
鼻をつまむ。
小さく唸るが、起きる気配はない。
顔を見ていたが、なんだか恥ずかしくなる彼女。
しかしやはり彼は寝ている。
コメット「……イグニスの匂い…。」
ぼーっとした頭で何となく寄り添えば、安心出来る彼の腕の中。
また寝そうになることにしかたないと目を閉じた彼女だった。
(実は彼か起きていたことは、彼しかしらない?)
イグコメ日記 あとわと @AtWt_01
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