第40話 エレベーター

 毎朝社員で満員のエレベーター。憂鬱な気持ちで、今日も乗り込む。


一階、二階、、、六階に差し掛かろうという時、大きく揺さぶられた。地震!

エレベーターは停止し、非常ボタンを押すも誰も出ない。そのうち焦げ臭い煙が立ち上ってきた。


いやだ、このまま炙り殺されるなんて。

全員が絶叫する中、温度は容赦なく上がっていった。

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