　『日本ワインに酔いしれて』の下記の話で、ワインが出てくる小説の話を書きました。

　作品中では、なんの本かを記載しませんでしたが、ここに書こうと思います。

　グレッグ・ベア

　『蛇の魔術師』

　この本は、『無限コンチェルト』という本の続編にあたる本です。

　両方セットで読むといいと思います。

　この小説、ジャンルは一応ファンタジーですがいろいろなテーマが盛り込まれておりとても素晴らしい作品です。

　少年が成長する話

　ファンタジーとしての完成度

　恋愛

　２つの文化が衝突したときにどうなるかの話

　そして、芸術の話。

　この作品では、ワイン醸造は芸術の一つだとされています。

　ワインを口に含むと、香りが次々と広がっていき層になる・・

　それまで、ワインはあまり好きではなかったのですが、作品中の味わい方を知ってワインに興味が出ました。

　それほど、翻訳を含め素晴らしい表現でした。

　ざんねんながら、もう絶版です。

　Amazonで検索すると

　　　　プレミアが付いて高くなってますね・・・

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