第40話 スコーン

満つる様のエッセイを読んで、スコーンを食べたくなった。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054911761856/episodes/1177354055517541005


明日はスコーンを焼こう。きっと焼こう。


薄力粉にバターを手で混ぜてポロポロにする。

そのあと、牛乳を加えて生地にする。

でも、こねすぎは厳禁だ。


生地を平たくして二つ折りにする。

その後は切り分ける。

三角でもいいし、丸くくりぬいてもいい。そこはお好みで。

私は三角形に切り分ける。


そして、オーブンで15分焼く。


スコーンの完成だ。

紅茶も入れよう。これぞ、正当なイギリスの朝食。


焼きたてのスコーン。二つ折りにしたところから、パカッと割る。

そこにたっぷりのクロデットクリームとジャムを塗る。

本場イギリスでは、クロデットクリームが先かジャムが先かで論争が起こるらしい。

私は、クロデットクリームが先。


口に入れると、小麦粉の香りと共にジャムの甘さとクロデットクリームのこってりした味。


うん、朝食にぴったり。

やはり、焼きたてに限る。


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