「もし出版業界が崩壊したら」がおすすめ

とても読みやすかった。
以下、印象に残ったエピソードの感想。


・「もし出版業界が崩壊したら」

 声を出して笑った。

 事実から想像(妄想)への切り替えがスムーズで、すらすらと流れるように読めた。

 作者の意図とちがっていたら申し訳ないのだけれど、最後の一文の取って付けた感じというか、適当な終わり方が好き。


・「ファティマと普賢菩薩」

 小泉八雲の「常識」が紹介されており、読んだことがなかったので青空文庫で目を通したが、なかなか味のある短編だった。

 エッセイで紹介した本を読み手に読ませるのは、その文章のできがよいという証拠。


・「KAC2021に参加した感想」

 参加した人は、自分の作品を振り返りながら読むとよい。

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